美しい映画でした。
イギリスの湖水地帯の風景、
クイーンズイングリッシュ、
上流階級の服、インテリア、ティーセット、ガーデン、花々、
農家の可愛らしいおうち、羊が点々といる緑の斜面
ベアトリクス・ポターが 守ったものたちが
そのまんま 画面に詰まっています。
冒頭は、彼女が鉛筆をナイフで削るシーンから始まります。
一本の絵筆をとって、青い絵の具を使い古したパレットに絞り、
水で溶いて、キャンソン紙に青い色を何度も重ね・・・
それは 湖の深い色であり、
イギリスの田舎の青い空の色であり、
そして ピーターラビットのジャケットの色になります。
そして 物語は 始まります。
彼女ベアトリクス・ポターが ピーター・ラビットを
この世に生み出したのは まだ少女の頃。
暖かい線と、水彩絵の具で
大事に大事に描いた彼女のピーターは、長い年月をかけて
世界中に広がりました。
「ミス・ポター」