TALES OF ROSES

2004年09月23日(木) サイボーグ009

ああ〜サイボーグゼロゼロナイン〜〜♪

というソノシートも持っていた。

第4巻は、貯金箱あけて、1円玉、5円玉、10円玉を
じゃらじゃら音させて 小さな小さな本屋へ走った。
たしか240円だったと思う。

岩手の東のはずれの漁港の ちょっと大きな本屋でさえ
ましてや小さな本屋には、秋田書店の
あのコミックス群は、めったに入って来なかった。

どんなにどんなに注文しても、
新巻はおろか
途中の欠けた第○巻など、手に入れるのは奇跡だった。


009の寂しげな大きな瞳に恋していた。


漫画のキャラクターに恋するなんて変、とみんなに言われた、
自分でも 自分は変だ、と思った。

工作のレターラックには、009の横顔を、彫刻刀で
丹念に彫り込んだ。
本気で 003に嫉妬したよ。

やたらスマートな 黒くて艶のある未来の乗り物、
コマのスピード感、ストーリーの間の取り方、
1ページに1コマ使った山場の盛り上げ。
疾走するようなペンの流れ。

すべてが かっこよかった。

そして、石ノ森先生も、マッハ3のスピードで
人生を疾走して逝かれた。



好きで好きでたまらなかった009、

ほんとは、宮城のコインロッカーに 絵が描かれるのもいやだ、
石巻のあちこちで、ノボリとなってはためくのもいやだ、
グッズとなって、いっぱい売られるのもいやだ。
フィギュアが出回るのも いやなんだ。

でも 記念に買ってしまったよ、メモパッド。



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