comfortable diary



毎月1日は「イカすデー」

最近、ほんっと映画に行くのが面倒で。
たまの日曜日は寝ていたい。日曜日ぐらいお化粧せずに過ごしたい。

でも、前売り買ってた『UDON』が今日を逃すと観られない。
しかもアレですよ。9:45〜のみというフザけたスケジュールで。
ま、この映画は絶対に観なければいけない理由があるので、老体にムチ打って
観て来ましたよ。

気づけば函館、本日「イカすデー」。映画が1000円の日ですわ。
さすがの函館も今日は混んでたな。

去年本広監督が映画祭にいらしたときに、『UDON』のことをいろいろ教えて
くださっていて、そのときに今年の4月に亡くなった友人と、「絶対に観に
いこう!」と約束した映画でもあった。彼女は本広監督が大好きで、しかも
彼女の苗字が映画のなかに出てくるのがわかって、ものすごく興奮してた。
今日は彼女と一緒に映画を観るつもりで出かけたのだった。
体力の衰えを理由にして、見逃すわけにはいかないのだ!

<ネタバレないけど、ちょっとだけ内容に触れます。ご注意!>

尺は2時間ちょっと。おいおい、このテンポで2時間は切なくないか?と
思いきや、途中でガラリと趣が変わる。えええ、こういう展開なんだ!
本広監督に泣かされてしもた。ダーダー流れる涙。
ずるいなぁ、そう来たか(ρ_;)

ユースケ・サンタマリアってどちらかというと嫌いなタイプなんだけど、
この人主演の映画を観ると、いつも好きになるから不思議だ。
そして時間をかけてまた嫌いになって、また主演で好きになる。
イヤよイヤよも好きのうち…なんだろうか、もしかしてコレが。

ま、ユースケはさておき。
話の展開はさておき、彼女のことがふと頭をよぎったりなんかして、
必要以上に泣いてた。あー、頭イタ。
『サマータイムマシンブルース』の面々が、同じ役名で何回も登場したり、
佐々木蔵之助もあの役で出てたり、コネタも面白かった〜。
うどん食べたーい!美味しいの限定でー!(小倉ネタも笑ったー!)

ひとしきり泣いたあとで、ゴハンを食べて映画祭の仕事へ。
日曜日にこうゆーのやるのやめようよぅ〜。面倒くさいったらありゃしない。

サクっと仕事を終えて、ついでに『フラガール』も。
今日を逃すといつ行けるかわかなんないので。

あーーー。いいねー、いいねー!
松雪さんて好きなんだよなー。なんか年くってたけど、それはお互い様。
(…って、松雪さんとお友達かよ!笑)

そんでもって蒼井優ちゃんが泣けるほどいい。
わたしが彼女を初めて観たのは『花とアリス』だったと思うんだけど。
あれ、『リリィシュシュ』だったか。あ、『リリィシュシュ』が先だな。
それはさておき、蒼井ちゃんの透明感はどっからくるのかね。
ズーズー弁でも透明感。ジャージでおさげでも透明感。

んで映画の話。
なんつーかね。芯がズレてないのがいいね。
描きたいことがぶれてない。

泣かされてる感はもちろんあるんだけど。
もっと泣かせて欲しかったぐらい。そのぐらい、気持ちよく泣かされた。
2時間ちょっとあるんだけどダレずに最後まで引っ張ってたし、なにより
観客の空気で良くわかるね。みんな微動だにせず、食い入って観てた。
笑うところでは大笑いし、泣くところではハラハラと涙を流してた。
単純だけど。でも確かに観客の心は掴んでたな。
となりのおっちゃんがニンニク臭かったのだけは勘弁。
映画の前の日は、禁ギョーザ。

あー、でも今年は邦画の当たり年かもしれないなぁ。
『ゆれる』を観に、札幌日帰りツアーを今日考えていたんだけど(笑)
そんな無謀なことは辞めろと皆に止められて、結果良かった。
あー、『ゆれる』観たいなぁ…(泣)

残す映画はダーの『地下鉄に乗って』!
んもー、どう来るか。わたしの心には響くのか。
最近、原作を読み返した。
あぁ、もしも成功すればかなりヒットするだろうなぁーと思う。
でも一歩間違えば…。不安もよぎる。
なんかさ、もう冷静に見られない。
ダーの作品が公開するときは、いっつもドキドキする。
皆に愛される作品になるだろうか、わたしも愛せる作品であるだろうかって。

ま、それはさておき(笑)
久し振りによい映画を観られていい1日でした。まんぞく、まんぞく☆



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2006年10月01日(日)




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