どきどき vol.2
さてと2話目。 あんなに長く書いて、まだ逢って1時間しか経ってないとは! ま、そんな感じで後半戦参ります。
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わたしはいろいろと用事があったので、先に劇場へ。 Mゴッホさんに遭遇!「やぁ、来たね」と笑みを交し合う。
ほろ酔いのダーリンが映画館にやってきたのは、それから15分後。 「お酒が入ると寝てしまうので、映画観るのよそうかな」と真剣に 悩んでいる。「観ないでどこで時間潰すんですか?」と尋ねると 「うーん、ホテルに帰って寝ようかな」などと言うのだ。 「ホテル遠いじゃないですかー」と言うと「そうなんだよね、 なんで〇華ホテルじゃないのかな」とブーたれてる。可愛い。
一般客と同じロビーに座って、くつろいでるのがまたいい。 隣に座ってごにょごにょとたくさんの話をする。嬉しい。
そして待ちに待った上映時間。 ダーリンの軽い挨拶のあと、映画が幕を開ける。
わたしはこの映画の原作を、ダーリンが撮る前と、つい最近と、 2度読んだ。2度目の方が、より深く深く入り込んだ。 これをどう映画化するのか、どう削るのか、どう脚色するのか とてもとても興味があると同時に、実は不安もあった。 原作の雰囲気を損なっていたらどうしよう、そんな不安だった。 (要は原作がとても気に入ってしまったのだ)
観始めてすぐ、「あー、監督だ・・・」と思う描写があった。 たまこさんも言ってた、あの魚のシーン。ニヤリとしてしまう。
そして一番気に入ったグレープフルーツのシーン。 素晴らしい!拍手喝采したい気分だった。 この人、ほんとこういうシーンを撮らせたら巧い。 あとでMゴッホさんとも話したけど、あのシーンだけで、あの 2人の関係が伝わってくるのだもの。彼の映画の数々ある好きな シーンの中でも、ベスト5に入るぐらい好きだ、あのシーンが。
全編息を止めて観ていた感じ。緊張感が持続するのだ。 どうしよう、好きだ、これ…。 原作の雰囲気は、全く損なわれていなかった。 むしろ原作に息が吹き込まれた感じさえする。 あー、凄くいい。たぶん人を選ぶ作品。だけどわたしは困った くらいにこの雰囲気が好き。最初見たとき、「ん?」と思った キャスティングも、これ以外にないんじゃないかと思うくらい ハマっているような気がしたし。(雰囲気ムンムン)
2時間13分。長い映画。けれどちっとも長さを感じなかった。 はぅぅぅ。たくさんの溜息とともに、上映終了。
それからは約1時間弱のトークショー。 これがまたダーリンの絶妙トークであっという間。 彼を愛するモノとしてですよ、じーーーっと見つめても、 咎められない貴重な空間なわけですよ!今までは盗み見たり 盗み撮りしたり、それはそれはこそこそと行動してたわけですが、 誰にも文句も言われず、思う存分見つめていられるのデス! コレをシアワセと呼ばず、なんて呼ぼうか!
1時間近く、うっとりと過ごしてつつがなくトークショー終了。 それからパンフレットを買った人のみサイン会。 もちろんサインをしてもらう。ははは、ま、いつものことだから。
でも札幌でもパンフの売れ行きはイマイチだったらしい。 この映画はパンフを買いたいとまで思わない作品なのかなぁと ダーリンがしきりに気にしてた。そうかぁ、そういうのも気に なるよなぁ。改めてプロの側面に触れた気がした。
それが終われば、打上げ!もちろん参加でござるよ! わたしの車に置いてあったダーリンのコートを駐車場まで取り にいき、まるで妻のように手渡す。気分は「はい、アナタ☆」
二次会は、映画館からすぐそばの大衆居酒屋。 テーブルの割には人数が多く、ぎゅうぎゅうと詰めて座る。 狙ったわけでもないのに、隣にはダーリン!(*`Д´)ノ しかも席はぎゅうぎゅう。ダーリンもぎゅうぎゅう。 始終肩と肩が触れている。・:*:・( ̄∀ ̄ )。・:*:…
次回作の話などをする。まだ正式に決まってないので、誰かに 聞かれちゃマズイ。でも今日しか聞けない。 だから主演の2人なんかは、その人たちが出てる映画で表現。 例えば「『セカチュー』は本決まりで、『GO』は多分ダメ」 というような。2人だけにしかわからない会話にゾクゾクする。
それからは、今回の映画についてみんなと語り合う。 それぞれ見方が全然違ってものすごい面白かった。 例えば、主演のふたりの学生時代を演じた役者さんのこと、 あのシーンは必要か??とか、ここは少しわざとらしいとか、 ここが凄い好きだったとか、あの靴下がイヤらしくていいとか、 男性の視点、女性の視点で観ると、見方が全く変わる映画かも しれない。みんな熱く語ってた。というか、熱く語りたくなる 映画だったのだもの。
ダーリンは文句を言われるたびに「スミマセン」と謝っていた。 小さく小さくなって(笑)
わたしとMゴッホさん、牛飼いくんで、人生を語っていたとき、 「わたしはダーリンに恋をしているのか?」という話題で ヒジョーに盛り上がった。
Mゴッホさんにも唯一無二な監督さんがいて、彼女がわたしの 立場だったら、「ホテルにまで押しかけるかもしれない」等と 言うので吃驚!あり得ない、あり得ないって!と否定するわし。
恋ではないの、わたしにとって彼はSMAPの中居くんなのよと いうような、まるでワケのわからない説明をしている自分。 なんだよ、SMAPの中居くんて(笑)
するとダーリンの横に座ってた女子が(注:すごく若い。) ダーリンと写真を撮り(ここまでは良い)、ダーリンに電話 番号を聞いているではないか!しかもダーリン、ほいほいと 教えてる。ムカーーー!(#゚Д゚)ノ
堪え切れなくて「ああゆーのはヤダ」と小声で言ったら、 「そうでしょ、そうでしょ」とMゴッホさんがニヤリとしてた。 「わたしなんて電話番号聞くのに3年もかかったのにぃー!」と 愚痴ってみたら、Mゴッホさんが叫んだ。
「電話番号をなめんなよ!」 (注:『運命じゃない人』を観た人にだけわかるギャグ)
ぎゃははー!v(*`▽´*)v ウケた!んもー、イッパツで元気になった。
そして3時。そろそろ終わりにしますか…と言うあたりで、 映画祭の方向性について、話が盛り上がってしまう。 ダーリンも乗ってきた。帰ろうという話が出てから、30分は 熱いカンバセーション。お店を出たのは、たぶんam3:30くらい。
あー、楽しかった。ほんと楽しかった。 ダーリンとはもっともっと話したかったけど、仕方ない。 仕方ないんだよ。明日は仕事だし…。 ということで、解散。わたしはダーリンと牛飼いくんをホテル まで送っていくことにした。1滴のお酒も飲んでないしね。 最後はバイバイと手を振ろう。
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