comfortable diary



トイレで発見したものは。

そういえばわたし、もの凄く若かったときに(それでも25歳くらい
だったように思う)、先輩の結婚式で、ある男性(仮称A)に
見初められたことがある。

先輩(♀)が、「ミチヨのことすごく気になるから紹介してっていう
男性がいるんだけど、逢ってみない?」と言ったのは、結婚式の
数日後。そんときミチヨは、ピキン!ときたのだ。

「絶対あのヒトだ」と。

実はわたしも少し気になってた人がいたのだ。
何度か目が合ったし、その人意外に考えられないと。

かくしてその数日後、その新婚さんの立会いのもと、彼に逢った。
予感は的中し、まさしく私も気になっていたAその人だった。

話はトントン拍子に進み、何度かデイトまでした。
時折「?」と思うことはあっても、それは付き合っていくうちに
消化されていくものだろうと思っていたし。

たぶん4度目くらいのデイトのときに、彼も映画が好きだという
話になり、それじゃボクの部屋でビデオでも観ようか…という
ことになった。その先のことを考えなくもなかったけれど、
1人暮らしの家に招待してくれることのほうが嬉しくて、2人で
ビデオ屋でビデオを選んで、まるで恋人同士のように彼の家に
遊びにいった。(節操ナシ…なんていわないでねっ!)

ドアを開けた瞬間、妙な違和感があった。

何が…とか、どこが…とかじゃなく、「なんかいる」そんな感じ。
それも幽霊なんかじゃなくて、この人本当に1人暮らし?という
ような漠然とした何か。

それでも仲良く、買って来たお菓子やビールとともにビデオを観る。

えっ、部屋の電気消すのっ??(#゚Д゚)

…でも、ま、ついて来たわたしもわたしだし…。
でもいきなりそんなムーディーにされてもなぁ…。
どうしよう、どうしよう。

焦った挙句、みっちゃん言った言葉は、

「トイレ貸して?(・∀・)」

ビデオの予告を一時中断して、みっちゃんトイレで深呼吸^^;
そこでみっちゃん、恐ろしいモノを発見。



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生理用品とかなら、まだ驚かなかったのかもしれない。
なぜに、なぜにアヒルがそこにいるの?
それって性的嗜好とかそんなんじゃなくって、子供がいるって
ことでしょう?@@

子供?おまる?おまる?子供?赤ちゃん?おまる?@@

みっちゃん、頭んなかぐるぐる。
混沌とした思考をぶんぶんと払いのけて、彼の待つソファーへと
戻る。彼は何食わぬ顔をしてテレビ画面をみて、こう言った。

「俺さ、バツイチなんだよね」

\(゜ロ\)\(゜ロ\)\(゜ロ\)\(゜ロ\)\(゜ロ\)∞∞∞∞

もっと早く言ってくれや!
別にね、バツイチなんて珍しくはないよ。
たぶんわたしにそれを伝えようとして、家に呼んだんでしょ。
でも、「おまる」で気づく私の身にもなってよ!
なんで「おまる」なのよ!
つかさ、出て行った妻と子供の面影を抱いて女を連れ込むなよ!
なんで部屋中がパステルカラーなのよ!この無神経男っ!

なんのビデオを観たのか忘れてしまいましたがね。
ってゆーか、台詞何ひとつ頭になんか入ってませんから。
これから始まってゆこうとする恋の予感が、ガラガラ音をたてて
崩れ去った瞬間を見たって感じ。

誠意の見せ方が、たぶんちょっと違ってた。
まだ20代の私には、子供2人(その後に聞いた)は荷が重すぎた。
その後何度か会ったけど自然消滅。

数年後、地元の新聞に「結婚しました!」と写真入りで載ってたのを
見たのが最後。キレイなお嫁さんだった。

ちょうど今時期。
枯れ葉が舞い散り、そろそろコートが必要かなと心の準備をする
季節だった。カサコソと道路を舞う枯葉を見つめて、ふと思い出した
苦いというか、酸っぱいというか、不味いというか、そんな過去。

2005年10月25日(火)




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