comfortable diary



思わぬ拾い物、ヒナゴン。

「いとしのヒナゴン」(重松豊)読了。

うわー、泣いちゃったよ、オレ。
お風呂の中でぽろぽろと。

重松さんらしいといえばらしい、
らしくないといえばらしくない、
始終コミカルでドタバタな町おこし小説。

比奈という町にその昔、ヒナゴンという珍獣が現れる。
そのマボロシの珍獣が30年ぶりに現れたからさあ大変。
昔はイナゴのイッちゃんとして悪ガキで名の知れた現職町長と、
その幼なじみと、比奈を愛するノブ、ジュンペたちが繰り広げる
愛と笑いの物語!…こんな感じだろうか。

高いお金を出してまで買ったその本は「重松さんの新刊だから」
ただそれだけの理由。読み進めていくにつれ、私が期待してた
ものとは全然違っていたことに気づき、少しだけ読む気が失せる。

っが。

後半のこの盛り上がりはどうだろう!
もしここにイッちゃんがいたなら、「イッちゃん!」と、
抱きつきたい衝動にかられたに違いない。
それほどキャラクターが効いているのだ。

テレビドラマにしたら面白いかもしれないなーと思った。
しかもNHKあたりの遅い時間にやるドラマあたりで。
キャストは誰がいいかなぁ〜などと考えを巡らせていたワケで。

いま実は、映画になりそうな題材の小説を探している最中で、
この作品は映画でもいいけど、ちょっとバカバカしすぎるか…
といった位置づけだったのだけど、コレ映画になるのねっ!

---- cast -----

五十嵐一郎(比奈町長・イナゴのイッちゃん)    伊原 剛志
石井 信子(比奈町役場・類人猿課臨時職員) 井川 遥
西野 俊彦(信子の同級生・町役場職員)    柳家 花緑
島本 順平(信子の同級生・小学校教師)    松岡 俊介
吉岡 純平(一郎の仲間・ドベ)           上島 竜兵
南波 大助(一郎の仲間・ナバスケ)        嶋田 久作
橋本  勝(一郎の仲間・カツ )          鶴見 辰吾

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くぉぉぉ!そう来たか!

伊原さん、インパクト薄すぎ、
井川さん、お色気ありすぎ(笑)、
上島さん、くずしすぎ(爆)、
柳家花緑、ダレ、ソレ(#゚Д゚)

バカバカしさの中に、あったかいものが溢れる映画になるだろう
なぁと思う。監督は渡邊孝好さん。なるほどね(≧m≦)

外れたか?と思った本だけど、ラストに向けての畳みかけが
ものすごくヨカッタ。思わず函館の本屋で今日初めて見つけた
重松さんの「卒業」を、勢いで買ってしまったほど。

ふふふ、大当たり!ではなかったけれど、軽く読めて、笑えて
泣けて良かった、良かったって感じな本でした。シアワセ。



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2005年02月02日(水)




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