comfortable diary



トモダチ。

さっきまで『SATC』を見てた。
字幕版がレンタルされててやむなく吹替えで見たのだけれど、
声に違和感があって「きーーー!」となった。
特にキャリー、あんたの声はあれでいいの?って思ったわ。
実際は全員みんなもっとセクスィ〜だよ。

観てていっぱい泣いたよ。友達って本当にいいよね。
私にもそんなトモダチがいるかなってちょっと考えた。
いるのかなって不安になった。

前に柳美里サンの『命』を読んだときにとても印象に残る一節があった。
東由多加サンが劇団の研究生に質問するところ。ちょっと引用するね。

----引用-------------------------------------

「いったい、あなたには何人の友だちがいるんですか?」
「12、3人だと思います」
「なにをもって友だちというかは難しいですね。たとえば困ったときに
 必ず助けてくれるひとが友だちだとするとあなたには何人いますか?」
「……5人、だと思います」
「じゃあ、いま、あなたが大変困っているということにして、ここに
 呼んでみてください」

そして、その研究生は5人に連絡を取ろうと試みる。
連絡が取れたのはうち3人で、ひとりは彼氏と逢う約束があり、残る2人
もバイトがあって来られないという。それぞれに事情があるけれど、
ほんとに友だちだと訴える研究生。

「そうですか。友だちよりバイトですか」
東の顔に勝ち誇ったような表情はなく、淋しそうなだけだった。

-----------------------------------ココマデ----

東さんは死ぬ前に、柳美里の産む子に3人の人物の名前を託すのだ。
この人たちは何か困ったときに、必ず助けてくれる人だよと。

私はコレを読んだときに、物凄い衝撃を受けたのだ。
トモダチという定義の広さに。
知り合いという程度から大親友まで、トモダチという言葉には幅が
ありすぎると。だけど自分が心の底から「トモダチ」と呼べる人は
一体何人いるのかと。

私がほんとうにほんとうに困ったとき、全てを投げ打って駆けつけて
くれる友達が本当にいるのだろうか?

逆にわたしがそう思える友人がいるだろうか?

わたしにはいるよ。
そういうふうに思える人がいるよ。
でもこういう話ってしたことないから、相手がそう思ってくれてるかは
わからないけれど。

SATCの4人のように、いつも口ゲンカはしながらも、いざというときに
本当にほしい言葉をかけてくれる友人、だまって肩を抱いてくれる友人、
あなたが泣いているときに全てを投げ打って駆けつけてくれる友人、
あなたにはそんな友人がいますか?



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2004年09月23日(木)




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