じんわりと、しんみりと。
昨日はワイン会だったのデス。 K氏が関東に行ってしまわれるので、送別会もかねて。
美味しいワインと、優しい料理と、気の合う仲間たちに囲まれて 至福のときを過ごしました。
Y嬢のご両親もいらしていて、みっちーかなり酔っ払ったところに 父上が「元気?」と話しかけてくださった。
「ハイ、もちろん元気ですよー!」と笑顔で答えた。
Y嬢の父上は、私の目をみて、
「それがね、あまり元気に見えないんですよ」
…そう言った。
いつもちょっと無理をしているように見えると。 本当はあまり元気じゃないでしょうと。 そんなときはね、家にいらっしゃい。 なんのお構いもできないけど、一緒にワインを飲んで、夜中まで おしゃべりして、そして泊まって行けばいいよ。 家から会社に出勤したっていい。 そうしたらきっと元気になるからと。
なんだかボロボロと泣いてしまった。
元気なのだ、私はいつだって。 いつだって好きなことができて、お金は自由に遣えて、 友達がいて、思う存分映画が観れて、元気なのだ元気なのだ。
…でも。
なんとなく心の奥を見透かされた気がしたんだ。 楽しいことだけでは満たされない何か。 私はきっとシアワセなんだと自分自身に言い聞かせているような ところ。寂しさを楽しさで埋めているようなところ。 全て全て、見透かされたと思った。
だけど、泣いたのはそこじゃなかった。 こういう私に、そういう優しい言葉をかけて下さる人がいることが 嬉しくて嬉しくて泣けたのだ。本当の幸せ者は、この私じゃない かと思って泣けたのだ。
Y嬢の父上は、ハンカチを貸してくれた。 なんだか涙が止まらなくて困った。笑いながら泣いた。
「マスカラ…!」
…と思ったけれど、大丈夫。 去年のお誕生日にY嬢がくれた「いくら泣いても絶対に落ちない マスカラ」をつけていたから。助かった…(笑)
たぶん泣いてた私をどこかで見ていたんだろう、しばらくして Y嬢が隣にきてこう言った。
「最近楽しいことばかりあるね。 こんなに楽しいことばかりでシアワセだね、わたしたち。」
「うん、ほんとだね。」
相槌を打ちながら、また涙が出そうで困った。 本当にわたしはシアワセ者だ。
昨夜は、じんわりといい夜だった。しんみりといい夜だった。
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