comfortable diary



深呼吸してきた。

ただいま。夢の国から帰って来ました。

大三郎くんと一緒に『深呼吸の必要』と『天国の本屋〜恋火』を
観てきました。昨夜愛しの彼からメールが来ていたのを、
ガッツリ無視して爆睡してしまうという失態をおかしてしまい、
個人的に凹んだモーニングではありましたが、予定通り待望の
作品たちに出会ってきました。

実はね、最近の彼の作品は、もちろん好きではあるけれど、
大切な大切な宝物のように愛しかったり、抱きしめたくなったりする
作品がね、少なかった。

それはつまり私自身が過度な期待をし過ぎていたり、
思い入れが強すぎて彼をもはや冷静に判断できなくなっていたり、
売れっ子監督という肩書きのためか、話題作、豪華出演陣…という
ようなメディアにばんばん取り上げられがちの作品が主で、初期の
頃のどこか懐かしいような、どこからか風が吹いてくるような、
そしてどこか切ないような作品と、何かがどこかが違っているような
気持ちが少ししてて。

けれど私は、どの作品にも真剣にとり組んでいる彼のその姿勢を
知っているし、量産してはいても質を落とすような人ではないし、
そこをものすごく尊敬しているし、彼の技術はどんどん向上しているし、
だからこそますます好きになるわけで。

だから、今日も少しだけ不安だった。
監督を好きだという気持ちと、作品を好きだという気持ちが、
同じ割合であって欲しかった。それ以上でも、それ以下でもいけない
気がした。だからそういう作品を期待してた。

本当は『天国〜』→『深呼吸〜』の順番で観たかったのだけれど、
初日の初回というのもあり『深呼吸〜』→『天国〜』の順で観た。

結果。

彼への愛がまた増えた。こういう作品を待っていた。
言葉にならない。30粒ぐらい涙を流した。
なんてことない、たださとうきびを刈っている話だった。
どこか心に疵を持ち、都会の何かから逃げてきた若者たちが、
さとうきびを刈りながら、成長していく話だ。よくある話だ。
でも響いた。わたしの心に心地よく共鳴した。
人が持つ、傷つけあう力と、癒しあう力と、なにかをやり遂げた
ときにだけにしかできない溢れんばかりの笑顔がそこにあった。

これ以上はもういい。
もし興味が沸いたら観て。観てください。

『深呼吸の必要』はわたしの大切な、大切な、宝物です。

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移動の車のなか、泣きながら大ちゃんと感動をわかちあった。
大ちゃんも、かな〜りお気に入りの様子だった。興奮した。
お茶をして、『天国の本屋〜恋火』を観にいった。
こちらは一般向けだと思う。完全なファンタジーであり、我らが
小澤さんのロケセットが、とにもかくにも素晴らしかった。
原作を読んでいない人はちょっと説明が足りなくて、「なんで?」
と思うシーンもあるとは思うし、ラストはなんだか『黄泉がえり』
みたいだったけど(似てるのよ、舞台が。竹内結子だしさー)、
まぁ、よくまとまってはいたように思うけど。

ちょっと詰め込みすぎな感じがした。
2冊の本を1本にまとめるには、やはりどこかが疎かになるし。
『深呼吸の必要』の渦のなかにいたので、冷静になれていないので
もう一度観ないときちんと判断できかねないけれど〜。

でもねー、出演陣はヨカッタよ〜!文句なしだね。
香川照之なんかはもうどうやってもいいし、原田芳雄さんなんて
ぴったりだし(「宿題っ!」にワラッタ)、でも大倉孝二がもう最高っ!
すっごい良かったっす。

…ということで、満足です。いい1日でした。
全てのあとに、地元の単館系映画館の代表んところにいって、
しこたま語ってきた。彼も素晴らしい作品だったと感嘆していた。
そしてまたある計画を代表と練った。頑張って、代表!!(*`Д´)ノ



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2004年05月29日(土)




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