comfortable diary



意外によくて驚いた。


観てきました、『世界の中心で愛を叫んでみやがれ、コノヤロー』
いやいや、違いますね、『世界の中心で、愛をさけぶ』ですね。

えと、最初に言わせていただきますと、この本、大嫌いでしたの。
これが何百万部とか売れてるのが信じられないくらい。
腹立つっていうか。これのどこがいいのっていうか。

ですけど、今回、キャストが素晴らしいのと、監督が行定監督だと
言うのがどうにもこうにも引っかかって、映画にかけるお金は惜しく
ない私が、「1000円の日なら行く。っつーか1000円以上かけるつもりは
全くないのでヨロシク」とか言っちゃって、結局本日レディースデーに
乗り込んできたわけです。

メンバーは、シーちゃん、ミニーちゃん。

ミニーちゃんに至っては、マンガも買ってました。
シーちゃんはそれ読んで号泣してました。まじかよー。

映画館には早めに行ったのだけど、それがすごい混雑で。
ほぼ満席。女ばっかり。しかも年齢層けっこう若め。

そんでもって映画の感想です。(ネタバレなしなのでご安心を)

あのですね、結論から申しますと、結構良かったです。
あの原作をよくぞここまでまとめました、エライ!とゆー感じ。
映画の作りが上手でした。現在と過去のおりまぜ具合が絶妙でした。
そうそう、こういう感じで原作も書いてくれれば良かったのにぃと
思いました。肉のつけ方、要は膨らませ方が良かったんだろうな。

原作を読んでいまいちピンと伝わってこなかった分が、映画独自の
構成でうまく補っていて(例えはウォークマンとかね)ま、それゆえ
「あり得んだろう」という展開にもなるわけだけど、うーん、ま、
それは許容範囲内ってことで。しかも闘病ということろを、ばっさり
と削ったのが良かったように思う。泣きの映画にしたくない…という
監督の意志の表れのような気がした。ゆえに、あざとくなかった。

しかも映像がとにかくキレイ。
行定監督の光の使い方が大好きな私は「いよっ!待ってました!」と
掛け声をかけてしまいそうなほど美しいシーンが多々ありました。
離れ小島の廃ホテルとか、病院の階段を駆け下りてくるシーンとか、
写真館の西日とか、ちょっと紗がかかった感じの映像は監督ならでは
という感じ。

過去の話にでてくる街並も、路地も、海も、ちょっとしたところが
妙に美しくて感激。チカラ入ってるなぁーという感じだった。

しかも。主演の4人+山崎努がまたまたいい。
みんなウマイし。大沢たかおはまた白いシャツで私を翻弄するし。
宮藤官九郎の役者っぷり、森田芳光監督の役者っぷり(ヘタクソ
で笑った)も面白かったっすー。

でも。
やっぱり涙は1滴たりとも流れなかった。
ストーリーを知っているのもある。最初からハスに構えていたせいも
ある。あとからプラスされたエピソードがわざとらしく感じたせいもある。
若さに嫉妬したせいもある。(だってフツーならああいう暴挙に出ない
でしょう。若さゆえ。だから嫉妬)

そうねー、思っていたよりは数倍良かった。
あの原作をよくもここまで!という気持ちは大いにある。
好きなシーンもてんこもり。何も知らずに観てたら泣いてたかもな。
でも私が泣けなかったのは、この原作の根本が嫌いだから。
それはどうやっても誤魔化せないし、拭えない。

でもこれは、この作品を好きな人を否定するものではないの。
あくまでも個人の好き好きの問題だと思うしね。

会場はみんなススリ泣いてました。シーちゃんまたもや号泣。
あちこちから鼻を啜ったり、ティッシュ出したり、ハンカチで涙を
拭ったりするような音がガサゴソしてました。
あー、非情なオンナか、わしは…と醒めた頭で考えちゃったわ。

ということで、その後は、軽くゴハンを食べに行って、やいのやいの
と語りまして、先ほど帰宅です。そうそう、ゴハンの最中、愛しの
監督からメールがきましてん。最近、しょっちゅうやりとりしてるのよん♪
なぜそうなったかというのは明日お楽しみっつーことで☆




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2004年05月20日(木)




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