笑ってこらえて。
ピロリロリ〜ン。
subject : テレビ
本 文 : パコダてー!stv
携帯にメールがきた。マグロ大王からだった。
「パコダてー!」の「てー!」だけがヒラガナなのが、「わたす、 急いで打ちましたっ」ってのが伝わってくる。「stv」とゆーのは 地元のテレビ局で、日テレ係を放映してるとこ。 番組は「所さんの笑ってこらえて」だった。
おー、出とる、出とる。パコダテのウニ漁。 思いっきり字幕スーパーで。>訛ってるので。
「ふーん」と思いつつ観ていると、FMいるかも登場。 知っている人が出てた。さすが狭い街、パコダテ。 またまた観続けると「函館のタコオヤジ」と紹介された人物登場。
予感はビンビンしてたけど、案の定、
わしの高校の美術の先生だった!( ̄ロ ̄;
梅谷先生と言ってね、すごく印象深い先生。 なぜかタコ(蛸に非ず、凧の方)を作ることに闘志を燃やし、 地元じゃちょっとした有名人。連ダコとか作ったりなんかして、 お正月なんかはよくテレビに出てたりね。
わし、全然得意じゃないのに美術を専攻してしまったので、写生の 時間なんかは地獄で。事実とは全然違うものが出来上がったので、 思い切って、水をぶっかけて滲ませてみた。もっと酷くなった。 ほんっとに酷かったのだ。謙遜なんかぢゃなく。
すると先生は「お〜、いいじゃないですかぁ。雰囲気のある絵 だなぁ」と褒めた。半田とゆー男子が、風景画なのに、空の雲を 書いた。それも黄色い雲。それも褒めた。「風景を書けと言って いるのに、雲に着眼するその感性。いいじゃないですかぁ〜。」
修学旅行で雨が降った。京都はしっとりと濡れていた。 帰って来てから先生は言った。「雨の京都なんて、そんな情緒の あるもの見てきたんだな。お前らは本当に運がいいぞぉ〜」と。 そう言われると「そうかもな…」と思えたから不思議。
凧も作った。 男女共同で班を作り、絵を決めて、骨組みから絵付けから自分達 でやる。できた大凧を大空に舞い上げ、ケンカ凧をする。 それももちろん授業中。
知っている人のためにちょっと一言。私は木下と同じ班だった(笑)
自由な校風の、だけど一応進学校だった私たちにとって、 この大らかで、少年のような心をもった1人の先生は、ホッと させてくれる存在だった。みんなに好かれてた。 今日もテレビで、かなりいい味を出していたわ〜。 「凧は揚がるんだよぉ」と、シワはかなり増えたけれど、あの頃と 同じ顔で笑ってた。
なんだかイッキに甦る青春の日々(≧m≦) 今でもバリバリ元気に凧を揚げている先生をみて、しばしタイム マシンに乗ってあの頃に戻った。さっき現代に戻ってきたとこ。 でもホントいい先生だったなぁ。 こういう先生が必要なんだよなぁ、いまのこの時代にはさぁ…。
凧が気になる人はコチラ。
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