comfortable diary



私たちをつないでくれた細い糸。

映画を1人で観に行くとゆーことは、とっても孤独なことだと
思っていた大昔の私。絶対にそんなことできないって思ってた。

だけど吉本ばななの『キッチン』だけはどうしても観たかった。
その頃、モーレツにハマッていた作家の映画化だったことも
あったし、なにせ函館ロケだったのだ。

監督なんてどーでもよかったし、ただどう映画化されたのか
この目で確かめたかった。純粋な興味。

だけど私の周りには『キッチン』を観たいと思ってくれる人が
ぜーんぜんいなかった。誘っても誘っても断られた。
しゃーないから、ひとりで観に行くことにした。

そうだった、あれは14年前の私の誕生日。
1人で過ごす誕生日がなんとなく寂しくて、映画を観に行くこと
にした。記念すべき、映画ひとり観デビュー作がこの『キッチン』だった。

随分あとから知ったのだけど、この作品にはあたしのらぶ監督も
ずっと関わっていたのだ!あたしたち(≧m≦)の接点は、これが
始まりだったのかもしれない。

それからたくさんの人に出会って、その人たちに出会えたからこそ
今度は監督としての彼にめぐりあえた。それってなんだかすごい
ことだと思う。

そんな『キッチン』が今週金曜日、森田芳光監督を迎えて上映
されます。2度も観た映画だけれども、もう一度観てこようと
思っています。不思議な運命をひしひしと感じながら。




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2003年12月17日(水)




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