私たちをつないでくれた細い糸。
映画を1人で観に行くとゆーことは、とっても孤独なことだと 思っていた大昔の私。絶対にそんなことできないって思ってた。
だけど吉本ばななの『キッチン』だけはどうしても観たかった。 その頃、モーレツにハマッていた作家の映画化だったことも あったし、なにせ函館ロケだったのだ。
監督なんてどーでもよかったし、ただどう映画化されたのか この目で確かめたかった。純粋な興味。
だけど私の周りには『キッチン』を観たいと思ってくれる人が ぜーんぜんいなかった。誘っても誘っても断られた。 しゃーないから、ひとりで観に行くことにした。
そうだった、あれは14年前の私の誕生日。 1人で過ごす誕生日がなんとなく寂しくて、映画を観に行くこと にした。記念すべき、映画ひとり観デビュー作がこの『キッチン』だった。
随分あとから知ったのだけど、この作品にはあたしのらぶ監督も ずっと関わっていたのだ!あたしたち(≧m≦)の接点は、これが 始まりだったのかもしれない。
それからたくさんの人に出会って、その人たちに出会えたからこそ 今度は監督としての彼にめぐりあえた。それってなんだかすごい ことだと思う。
そんな『キッチン』が今週金曜日、森田芳光監督を迎えて上映 されます。2度も観た映画だけれども、もう一度観てこようと 思っています。不思議な運命をひしひしと感じながら。
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