comfortable diary



父とインスタントラーメン。

お昼休みに、インスタントラーメンを食べながら「北の国から」の話をして
いたら、なんとなく思い出したこの話。

キーワードは「ラーメンと、父の愛」(笑)

7月31日の日記の彼(花火のやつ)がでてきます。はじまりはじまり〜。

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仲の良かったはずの私たちは、あることがキッカケで、突如別れることに
なった。予兆はあったにしろ、別れようという言葉がでたのはその日で、
まさかその日、別れることになろうとは思ってもいなかった。

ある種のネタを掴んでいた私は、ニセコのスキー帰りの彼をいつものように
自宅で迎え、そして切り出した。あっという間のサヨナラだった。

彼はいつも帰るときには、居間に顔を出し、両親に「お邪魔しましたー」と
言って帰っていた。なのにその日は私も送りに出ず、彼も何も言わずに玄関
を出て行ったので、父が心配して私の様子を見て来いと弟に命じたらしい。

弟がきた。

「コンコン」

泣き腫らしたワシの顔。さぞやびっくりしたに違いない(笑)
ケンカではなく別れたことを告げると、父が階段を昇ってやってきた。

「○○と何かあったのか」

「別れた」

「そうか…」

「うん…。」

ウルウルとしてきた。1人にして。放っておいて。
そう言いたいけれど言葉がでない。
言葉を発すると、号泣してしまいそうだった。
すると父が困ったような顔で、こう言った。


「うちにはいつまでいてもいいんだからな。お前の家はここなんだから」


その年には結婚して、私は家をでていくはずだった。

父ちゃん。ありがとう。
口下手な父の、精一杯のの慰め方だった。

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次の日は日曜日でお休みだった。
食事をとろうと思っても、胃がなにも受け付けなかった。
昼の一時過ぎまで、ベッドでぼーっとしていた。
何も考えたくなかった。ただ天井の一点を見つめていたように思う。

すると。

「とんとん。」

誰かがノックした。

ドアをあけると、父が立っていた。
インスタントラーメンの乗ったお盆を持って。

「食べなさい。」

こっくりと頷いた。
頷くことしかできなくて、お盆を受け取り、無愛想にドアを閉めた。

煮すぎでグズグズのラーメンを、泣きながら食べた。
台所に立つ父の背中を思うと、絶対に残してはいけない気がした。

ネギと卵を入れて、これでもか!っていうくらい煮る父のラーメン。
いつも「煮すぎてマズイ!」と文句を言っていた父のラーメン。

でもいまはそのときのラーメンが宝物だったりする。

煮すぎたインスタントラーメンは、とてもあったかかった。

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(T-T)

泣けるでしょう?(笑)←自分で言うな!
ちなみに父は滅多なことでアタシの部屋には来ないのです。
電球がきれた、とっかえろー!とか、虫が出た、助けて〜!とか
お願いしたときしか父は部屋に来ない。
だからなおさら沁みたんだよねぇ。

今日お昼休みにその話をしていて、なんだかウルルときてしまった^^;
なんだかんだと言って、父は娘に甘い。
アタシはその甘さに甘えて、いつも父を邪険に扱ってしまう。

いつも反省はするのだけど、今更優しくできないんだよなー。
恥ずかしくて。もすこしだけ優しくしなきゃ。バチ当たるって、まじで。




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2002年09月03日(火)




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