やっと。ついに。追いつきました。
ネットのお友達がみんな狂ってしまっている。アレに。 明けても暮れても、アレばかり。 私もアレを感じたい。私もアレを楽しみたい。私もアレで満ち足りたい。
でも私はアレを経験したことがないから、みんなの話題についてゆけない。 夜中にコッソリと本で探してみたり、ネットで検索してみたり。 でもやっぱりわからない。 アレは一体どんな感じ?そんなにイイの? みんな口を揃えて言ってるの。また経験したいって。またトキメキたいって。
だから思い切って飛び込んできた。ウワサの真相を確かめに。 アレは本当に心をわしづかみにされちゃうのか。 本当に忘れられなくなるくらい気持ちイイものなのかっ。 終わったとはしばしボーーーっとしちゃうのかっ!
いひ、皆様お待たせ♪感想です。←誰に向かって言ってるかって?(そこの貴方よ^^;)
**********「ムーラン・ルージュ」ネタバレです。よろしければ GO!**********
ずいぶんと回りくどい(しかもちょっとエロっぽい)オープニングですが、そうです、 やっとあの「ムーラン・ルージュ」を鑑賞してまいりました!いぇ〜いっ! 映画を観るのに、こんなにウキウキしたのはとても久し振り。 女3人(しかもほぼ無理矢理連れて行った)で乗り込んだ。泣けるとゆーウワサを耳に したので、膝の上にはハンカチ用意。もちろん友達には笑われた。
いきなり始まった。あーいうオープニングはありかい? でも。サントラの1曲目が入るやいなや、ワシは映像に釘付け。 すげー。すげーよ、おい。ティム・バートンも退いちゃうくらいの映像美。 しかも歌詞の意味がわかり、ますますのめり込む。そうか、そういう歌だったか(笑)
最初はあまりのテンポの良さにしばし戸惑う。 あれれ、こういう映画かい?ミュージカルっぽいってのは知ってたけど、それを 通り越してコミカル。あれれ、私、これ好きになれるかなぁ…。少し不安。 そしていよいよサティーン登場。うわ、綺麗!美しい!この世のものとは思えぬっ! いやん、ユアンくんと接近。こりゃオトコなら誰しもやられちゃうって。まじで。 そして象のお腹の中には真っ赤なカーテンで彩られた妖しいお部屋。 そこでいきなりの、まさかこんなに早くの「your song」。もっともっとあとから もっと掴みのいいシーンで使われてると勝手に思ってた。でも、でもっ。 なんて美しいの〜!なんてキュートなの〜!私にも歌ってくれ〜!くれ〜、くれ〜…。
あぁ、どうやらやられてしまいそうだ、アタシも。(観念しました、ここで。)
ところがどうでしょう。 私の隣の友人Mの様子が変だ。どうも目線はスクーリーンではない。……寝てるのか? ちょっとちょっと。寝てるよ、マジで。私と友人Mは、その前の日も遊んでた。 そうさ、家についたら2時を回っていたさ。眠いさ、そりゃ。でもさー、このいい シーンで寝るのかいっ?
…と思いきや。隣の隣のオヤジがイビキをかきだした。それも館内響き渡るほどの 凄いやつ。愛を語っているこのシーンでっ!寝ている場合か、オヤジ! 寝てもいいけどイビキはやめろー!やめてくれ〜…。(怒りを通り越して悲しい) ガクガク揺さぶって説教したいくらいだ、まったく。
すると今度はコマがずれた。上1/3がずれている。まじ? あう〜、誰に怒りをぶつければいいのぉ…。5分くらいあとにコマズレ直る。ほっ。
2人の甘くシアワセな日々が続く。こういうシーンって大好き。ずっと観ていたい。 人の目を盗んでするキスは、なぜにこんなにsweetなのかしら。むふふ。 それが。だんだんと、だんだんと嫌な予感が的中してゆく。読める。読めるのだ。
でも。 読めてがっかりする作品と、読めてもハマれる作品がある。 これはまぎれもなく後者だ。 サティーンと一緒に涙を流し、クリスチャンと一緒にココロで叫ぶ。 公爵をこの世から抹殺したくなる。だけどそれなりに素敵なのが許せない。>顔が。 あぁ、もう駄目だ。鳴咽。(でもスンデで止める。これは今まで培ったワザである) 涙は首まで流れ続け(ハンカチ用意してたのをすっかり忘れている)、隣の友人Mも 起きたらしく映像をみつめている。食い入るように。
終わった。いつもよりも長いエンドロールに、この作品の心意気が感じられる。 終わってしまった。観てしまった。打たれてしまった。埋もれてしまった。 やられてしまった。夢見てしまった。寂しくなった。そして誰かを愛したくなった。 とてもとても。身悶えするほどに深く、強く、しなやかに。
そして。 誰かを愛して、その人から愛されること。この世で最高の幸せをアタシも感じたい。
……観終わったあと。番外編……
そのまま飲みにでたので、余韻を楽しむ間もなく美味いお料理に舌鼓。 楽しいおしゃべりに時間を忘れてしまう。 ムーラン・ルージュのことなど忘れていた。すっかり。 でも。なんだか恋しい。とてもとても。 またもう一度、今度はイビキに邪魔されず、あの世界に浸ってきます。絶対に。
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