月の夜。星空の海。
眠いっ!非常に眠いっ! だってねー、昨日のロケが終わって後片付けして、家に着いたらam3:40だったんだ ものー!すごいでしょう?すごいよね? だけど今日はボーっとしながらも、自分のノルマはきっちりこなしてきたぞ。 ふふふん、社会人のカガミだな。
昨日は海でのシーンで、お夜食の炊き出し&寒さ対策部隊でかりだされたの。 でも最初から海のシーンとわかっていたので、準備は万端。 長袖のシャツ、ニットのセーター、ニットのパーカー、それにダウンジャケット! 手袋、タイツ、靴下。どうだっ、この重装備!本当はニットの帽子があったんだ けど、ハズカシイからやめた(笑)
その甲斐あってか、寒さは全然大丈夫だった。風もなかったし、絶好のロケ日和。 ギャラリーも全然いなかったし、時間は遅かったけど、私たちにとっては結構 楽だった。でも大変なのは監督を始めとするスタッフの皆さんと俳優さんたち。 砂の上で絡むシーンだったので、砂をならしたり、湯たんぽで温めたり、照明の 位置を決定したりととてもとても忙しそうだった。
でも一番大変だったのはヒロインの小山田サユリさんだったと思う。 あの寒空のなか、真っ裸で砂の上に横たわること数回。うぅ…見ているだけで 鳥肌がたってくるよー。しかも40人のスタッフの前で一糸纏わぬ姿となり、岸谷 さんと絡むんだよ?うわー、さすが女優だよなぁ…。 でも岸谷さんにぎゅっと抱きしめられたシーンでは、涎がでた。
羨ましかったのは岸谷さんに抱きしめられていたからじゃないんだよね〜。 ただ誰かにぎゅうって抱きしめられたくなってしまったの(笑) えっちじゃなく、ただすっぽりと抱きしめられるだけですごく安心できることって ない?相手の心音を聞いてるだけで、よしよしって頭をなでられるだけで、 フニャフニャになっちゃうこと。なんだかそれを想像してしまったのだ…。 なんだか無性に人肌が恋しくなっちゃったので、映画祭実行委員のTさん(♀)に がばーっと襲いかかる(笑) しばらく2人で抱きしめあってた。危ない2人(*^^*)
残すところあと1シーンになったところで、お夜食のうどんの用意をする。 麺はとっくの昔に冷たくなっていて、いくら温かい汁をかけてみたところで、 一向に温かくならない。試行錯誤の末、まず汁でうどんを温め、固くなってしまっ たうどんを柔らかくしてその汁をまた鍋に戻す。それでまたアツアツの汁をたっぷり 注ぐという手間をかけた方法にする。でも美味しい物を食べていただきたい気持ち は手間をも超えるのだっ!
でもやっぱりうどんはぬるいままで、ちょっとだけ凹む。 今まで何回か炊き出しのお手伝いや仕込みをさせてもらったけれど、全てにおいて ちょっとだけ惜しい失敗があるんだよね。
例えばこの間の、手違いで冷たくなってしまったカレー。 煮込みにしてしまえばよかったうどん。 早く詰め込みすぎて冷めてしまったゴハン。 お弁当で頼んだのに、折りに入ってこなくて焦りまくった一日目…。
きっとね、ロケが終わる頃にやっと慣れて来て満足できるものをお出しできるよう になるんだろうなぁ…。誰もが何もかもに対して初めてで、暗中模索している状態 だものなぁ…。スタッフの皆さんはお世辞でも「ありがとう」「美味しかった」 って言ってくれるけど、本当かなぁって心配になる…。
お弁当だけじゃなくって。 ロケ地は本当にここでよかったのかなぁ…。もっと広い場所を探していたのに…。 地元のスタッフに対して、もっと要望はないのかなぁ。それとももう諦めている のかなぁ…。ちっとも協力しないって思っているんじゃないかなぁ…。 もっといいも食べさせてくれ、もっとお金を集めてくれ、なんでもっと仕事して くれないんだって不満に思っているんじゃないかなぁ…。
プロの領域はプロに任せておいて、私たちは縁の下でがんばればいいんだって 自分の中ではとっくに決着がついているはずなのに、やはり心配になるんだー。 難しいなぁ…。 ロケはやっと折り返し地点!がんばっていかないと〜。 昨日も3時、その前の日も3時過ぎだったらしいの。スタッフの皆さんの身体が心配 です。疲れからくるイライラは雰囲気をも壊すし、集中力は欠けてしまうしね〜。 本当にスタッフの皆さんには頭が下がります…。ふぁいとですっ!!!!!
でもね。 「今日はうどん♪」って教えてあげたら、監督の顔がホコロんだ(笑) へへへ、ちょっとはお役にたてたようです(*^-^*) 漁り火の灯る海は妖しく、それでいてどこか寓話的で…。 ずっと地元にいたからこそ逆に気付くことのできなかったこの街の側面を、監督 や総ての皆さんに教えていただいたような気がしたよ。 月の夜、星空の海。夢のようなシーンになりますように…。
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