comfortable diary



篠原監督、一生ついてゆく!

すごいハードな1日でした。朝10時からずっと立ちっぱなしで、終了したのは
AM0:30。ブーツをはいていたので、午後からは足の裏が痺れてきて大変!
でもなんだか充実してたなぁ。どんな1日だったのかというと…。

Am10:00、何年も使っていないスナックをスタッフルームにするため、大掃除!
ものすごい埃とカビ、しかも強烈な悪臭!拭き掃除に始まりトイレ掃除(これ
がまた凄いっ…)、くしゃみをしながら格闘する。そろそろ片付いてきたかな
と思って時計をみると、エキストラ集合時間まであとわずかで、急いで直行。

Pm0:00、集合場所に到着するも、30分待っても誰も来ない!不安に思っている
矢先、ロケグループを発見、やっと合流する。(ここであのお方にメール♪)
私をみた監督がにっこり微笑みながら、「加藤さん、今日は眼鏡は?」って
聞いてくれた♪「はいっ、晴れの舞台なので外してきましたっ!」と自慢気な
アタシに監督はこうのたまった。「加藤さんの眼鏡の雰囲気が良くて、指名
したのになぁ…。」

えっ!?えええ?そんなぁぁぁ…。
「でも、ま、いっか!」って言ってくれたので、ホッとしたけど、今日ほど
コンタクトを恨めしく思ったこともあるまいよ…(号泣)
空き時間に「ハライソ」のカレー談義を監督とする。やっぱり彼が好きだっ!

準備が整い、テスト、本番が始まる。岸谷五朗さんも、着るものも髪型もTVで
みる彼とはちょっと異質な感じでとてもカッコイイ。
路面電車を背景に使うシーンなので、電車がくるのをじっと待ち、電車の通過
にあわせて撮影を開始するというタイミングが非常に難しいショット。
映像にすると30秒くらいのシーンに、準備からいれると4時間くらいは軽く
かかったような気がする。私も「人止め」「車両止め」のスタッフとして、
張り切って働く。近くのお寿司屋さんで宴会をやっていて、本番中に人がでて
きてNGになるのを防ぐため、お寿司屋さんの中に入り待機していると、お寿司屋
さんの大将が「大変ですね」といって、カニと穴子のお寿司をご馳走してくれた!
なんていいお寿司屋さんなんだっ!うまかった(*^^)v

やっとOKがでて、私の出番がやってきた!
今回はその他大勢ではなく、たった5人のうちの1人だった!
ヒロイン小山田サユリさんが電車に乗っているシーンで、小山田→H氏→アタシ
という順番で吊革につかまる。「加藤さん、なるべくさりげなくね」と監督から
直に演技指導(爆)を受け、お化粧を直す間もなく本番。
電車といっても貸し切るわけではなく、いきなり監督、助監督、カメラ、照明
音声、俳優(私も含む!)が、普通に走っている路面電車に一斉にゲリラ的に
乗り込み、席を確保し、乗客に説明し、いきなり本番、降車するといった手順。
乗り込んだ次の駅では、窓の外に岸谷五朗さんと男女ふたりが演技をしていて
電車の中→電車の外を一気に撮りあげるというこれまた面倒なショット。

緊張しつつ窓の外を眺め、緊張しつつさりげなさを装い、そしてあっという間に
終了。なんと1発OK!いやったー!
カメラを通して監督に見つめられているという興奮で全身鳥肌で(実際はヒロイン
しかみていないだろうけど…さ)、なんだかちょっと官能的な一瞬でした(笑)
ゾクゾクしたぞ!

終わるとすぐに夜の炊き出しに向かう。
頼んでいた食事を取りに行き、調理しなおし、42人分の配膳、後片付けを行う!
もちろん監督も岸谷さんも私の手から食事を受け取り、至福(*^‐^*)
はるばる今金町(車で役2時間くらいか?)からボランティアで参加したMくんと
仲良くなる。何故参加したの?って聞いたら、監督がとても好きなので…という
とても好感の持てる答え。アタシってばそういうのにとても弱く、私でさえ監督
と写真を撮っていないのに、おこがましくも監督に、「M君と写真をとってもらえ
ませんか?」とおずおず尋ねると、「あ、いいですよ」とこれまた好感度大!
酪農家の素朴なM君に思い出をひとつ作ってあげられてとても嬉しかった♪

夜のシーンはこれまた長丁場!
八幡坂という、よくロケに使われる坂から海にむかって、約300mを通行止め。
しかも全ての道を濡らさなければならない。(路面濡らし)
消防局に応援を頼み、道を濡らす。水を撒かれた八幡坂は、ものすごくものすごく
キレイだった。途中道が乾けば、そのつど消防車出動。大規模ロケだった〜。
どんどん冷え込んでいく気温。だまって立っているだけで震えてくる。
またもや人止めを担当し、ずっとロケを見守る。思い返せば朝ゴハンを食べたのが
9時。それからお寿司を2カン食べただけで、夜中の11時!お腹すいたよー(T_T)
やっと23:30にハンバーガー1個を食べる。ふぅ。

結局途中で帰っていいと言われ、家に着いたのは1時過ぎ。疲れた〜。
でもね、初めて篠原監督の「スタート!」「カーット!」「オッケー!」を生で
聞けた。普段の柔らかな声とは全然違って、とても緊張感のある声だった。
それだけで今日の疲れがふっとんだよ…。偉大なる映画監督と冗談を言い合ったり、
カメラを通してみてもらえたり、真剣な眼差しを直に垣間見れたり…。
本当に貴重な一滴だと思う。「オー・ド・ヴィ」は本物の蒸留酒になるという確信が
沸いてくる。こんなに丁寧に作品を作り上げる監督だもの、絶対にいい作品に仕上
がるに違いないよ。監督、らぶ!ぎゅーってしたいくらいっ!(←バカ)


2001年10月07日(日)




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