「月キャベ」「はつ恋」「きみのためにできること」part2!
「もう監督にお会いできて大変光栄ですっ!でも監督の作品のなかに、もしも この私がほーんのこれくらいでも(親指と人差し指で2cm位の隙間を作って) 映ることでできたら、もう本望です!エキストラに使って下さい!」
人間舞い上がるととんでもないことを口走ってしまうものだ。 アタシってやつは、ものすごいミーハーで、そんでもってものすごい貪欲なのだ と改めて知った。端から見ていたら、あまりのアサマシさに眉間にシワが寄って しまうくらいに、この私はみっともなくハシャいでいた。 ガオレンジャー(?)に群がる、洟を垂らしたガキんちょみたいだった(+_+)
そんな私に篠原監督は、ちょっと考えてこうノタマッタ。 「お店の客か、夢のシーンに登場する上半身裸の女性役なら。(微笑みっ)」 もう完全に舞い上がってるアタシは、 「そんなっ!人様に見せられる立派な体はしてませんっ!」などと胸を張って 叫んでいた。おいおい、冗談だってばよ(笑)
あとは地元の喫茶店の話や、私の勤める病院の位置の話、できあがったばかり の「女学生の友」という作品のこと、今までいった映画祭の話などを和気藹々 とにこやかに話す。始終穏やかで、偉ぶったところが微塵もなく、とにかく 笑顔がキュート!もうホヨホヨホヨ〜ってなっちゃう(笑) お店を出る頃には、もうすっかり彼のトリコになっていた。
そんでもってこれからラーメンを食べに行こうという話で盛り上がる! ええ、行きますとも!ダイエット?そんな言葉なんてありましたっけ?ハテ?
車に乗って来ているメンバーにそれぞれ便乗し、汚いけど評判のいいラーメン 屋に行く。篠原監督の隣には座れなかったけど、ラーメンをすする監督を 眺めることができるだけでも十分シアワセっ! あぁ、写真を撮りたい…!みんなに自慢したいっ! そんな欲望を抑えに抑え(だって絶対にイヤがると思ったんだもん)、ズズズ とラーメンをすする。ギョウザも食べる。あぁ、監督、こっちを向いて! (でも全然こっちなんて向いてくれない。カウンターしかないお店だし^^;)
夢のような時間は瞬く間に過ぎ、解散することになった。 店の外に出て、監督達をホテルにお送りすることにする。 私も車だったので、「こっちにもどうぞお乗り下さい。」と誰ともなく声を かけると、な、なんと監督が私の車の後部座席にぃぃ! まじ?マジ??あの、あのっ、あのっっ篠原監督が私のクルマにぃぃぃ! もう意識が遠のきかけた。っていうかもうとっくに飛んでいる!
でも監督に怪我をさせちゃいけない!なぜなら彼は素晴らしい才能の持ち主 なのだから!手のひらに汗をかきつつ、震える指をおさえつつ、そして監督に 道案内していただきながら(地元のアタシが知らないようなマイナーなホテル にご滞在^^;)、なんとか無事に送り届け、最後のご挨拶。
「お疲れサマでした!楽しかったです!明日もがんばってくださいっ!」 深々とお辞儀をし、そしてなんと私はまた叫んでしまったのだ!
「監督!エキストラの件、よろしくお願いします!」 監督は苦笑いしながらも、手を振ってホテルに入っていかれた…。 あぁ、長くも短い時間は過ぎ去った…。
でも私の心のバクバクは依然おさまらず、監督のあの人懐っこい笑顔が 忘れられず、今日も仕事はうわの空。 どうしましょう、完全に恋です、これ!(自爆)
恋心を抑えつつ、とりあえずは「オー・ド・ヴィ」の成功を祈りつつ、 私はエキストラに向けて女を磨きます(笑)←バカ(-_-;)
あぁ、夢だったのかな。いや夢なんかじゃなかった! だって真夜中のラーメンのせいで、体重は1キロ確実に増えていたもの(笑)
|