comfortable diary



本命チョコはどうでしょう。

バレンタインデーが近づいてきた。
毎年女子職員でお金を集め、男性職員全員分のチョコレートを買い出しにいく。
もちろん各課もちまわり。だが、去年あたりから、俗にいう「義理チョコ」は
いかがなものか…という声が上がりはじめた。

日頃お世話になっている男性に、感謝の意をこめて…っていうのも分からなく
もない。でも義理チョコを配りまくるのだけがバレンタインデーではないのだ。
想いを寄せていたあの人に自分の存在を気づいてもらう絶好のチャンス。
製菓会社の思惑に便乗したって、バチは当たらないじゃない?

そう思って思い返してみた。
あぁ、私が本命チョコを最後に渡したのはいつだったったかなぁ…。(遠い目)
最後に渡したのはすっかり忘却の彼方だけど、ひとつ思い出した。
私のとっておきのバレンタイン。

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4人は8月のお祭りのときに出会った。お互い初対面のようなものだった。
それがいつのまにか2つのカップルができていた。8月4日が、私たちの
大切な日になった。

初めてのバレンタインデー。私と友達はこっそり計画をたてた。
独り暮らしをしていた彼の部屋で、ケーキを作って待っていようというもの。
でも私たちの職場は15日が締め日で、14日はいつも残業。でも愛のためなら
がんばれる。何日も前からガンガン働いて14日は定時で帰れるように、準備
した。絶対に目には炎がメラメラしていたに違いない(*^‐^*)

前の日も夜遅くまでかかって、個々にスポンジを予め焼いておいた。友達のは
焼き上がりが固く、朝からナミダ目だった(笑)←私のはうまくいった♪
男性の独り暮らしなので、お菓子作りの道具があるはずもなく、家からすべて
持ち込んだ。すごい荷物!(そりゃそーだ^^;)

私はレアチーズケーキ、友達はイチゴのケーキ。バレンタインなのにチョコが
ないのはどうしてだったんだろう? 今から考えるとすごい不自然(笑)
彼たちの目の前で生クリームを泡立て、チーズをネリネリ、イチゴを飾って
型に流して、冷やして固めて…。すごい時間がかかったように思う。
だが、出来上がったケーキは写真と全然違うものになっていた(-"-;)
「形は悪くても、味で勝負よ!」と言ってはみたものの、味も今一つだった。
いいとこなんにもなし…。でも、すごーく思い出に残るバレンタイン。

手作りチョコやクッキーを渡すというのはあっても、彼たちの前で実演する
なんて、なんて可愛いアイディア♪彼たちも惚れ直しただろう、きっと!
仕事の帰り、彼たちにはナイショで本屋さんにケーキの本を選びにいったっけ。
どれも同じなのに、30分も悩んでいたっけ。懐かしいなぁ〜…。

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もう一つのカップルはその数年後結婚。私たちは壊れてしまいました(笑)
でもバレンタインが近づくと、私はいつもこの4人のバレンタインを思い出す。
高価なチョコや、キレイなラッピングじゃなくても、伝わる心があるはず。

義理チョコなんてヤメにして、今年はたった1人にだけ想いを告げてみるのも
素敵じゃないかしらん…なーんて思う今日この頃。

………だ、だ、誰に……?(o_ _)o パタッ


2001年01月31日(水)




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