21歳のアタシにあったもの。
今日はなんだかものすごく眠かった。・・・というのも、ちょいと夜遊びをして しまったから。でも、ものすごーく満ち足りた夜遊びだった…。
21歳の私は、夜遊びを覚えたての頃で、とにかく週末はスズメがちゅんちゅん 鳴きはじめるまで飲んだり騒いだりしていた。体力も続けば、お金もよく 続いていたと思う。 高校時代の友人が結婚することになり、その発起人を引き受けたのがそもそも の始まりだった。友達のダンナ様になる方の友人達がまた愉快な仲間たちで、 お酒の嗜み方、カラオケの楽しみ方、大人の会話の仕方、いろいろなことを 一緒に経験した。まだシワもなく、お肌もピチピチで、若さだけが取り得だった 私を唯一知っている方達だったかもしれない(笑)
そんな友達の家に、何年か振りに遊びに行った。 私にも友人にもそれぞれの生活があって、ケンカしたわけでは全然ないのに 疎遠になっていた。何時の間にか家も新築し、上のお兄ちゃんなんて5年生に なっていて、しかも背丈なんて私と同じくらいなっていて(!)、なんだか とってもびっくりする。
友人の手料理をご馳走になりながら、あの頃の話と、現在の自分達の話をする。 お互いに若かったこと、充実していたこと、切ないことだってあったこと。 だけどあの頃のアタシはいつも前向きだったという。自分じゃ気づかない。 でも、ダンナ様の目には、いつもヒタムキなままの私が映っていたに違いない。
それに比べて今の私は、あの頃の私とはちょっと違う印象があったらしい。 あの頃から12年も経ったんだから、たくさんの出来事が通り過ぎたのは事実。 修羅場だってくぐったし、その分幸せなことも、逆に涙が枯れるまで泣いた ことだってあったもの。 そしてその結果、何事にも臆病になった私がいたのも確かだった…。
ダンナ様の目には、そんな臆病な私がしっかりと捉えられていた。 彼は、大人になった分だけ、傷ついた分だけ、後ろばかり振りかえっている 私の弱さを指摘した。
「みちよちゃんは、もっと前向きだったよ」
なんだか愕然とした。 大人になって分別もしっかりついて、だから間違ったことができないのだと 思っていた。でも自分のことばかり考えて、傷つくのが怖いから明るい未来を 想像できなかったのだということにも改めて気がついた。
そうかー、私はもっと前向きで、ヒタムキだったのかぁ。 なんだかちょっぴり元気がでた。またあの頃の気持ちを取り戻すことも、 決して難しいことではないかもしれない。 時間をかけて今の私になったように、今度は少しずつ、12年前の私に戻って みようかな。
ちょっと無防備で、背伸びしてたあの頃に。前向きだったあの頃に。
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