日々の泡・あるいは魚の寝言

2007年10月25日(木) そしてまた新宿




窓からの東京の夕日。
いつもの西新宿のホテルです。

ここを訪れたのは数ヶ月ぶりだったんですが、空港からのバスがホテルに近づくにつれ、胸の奥がふわふわ懐かしさではずんでくる。バスのテープのナレーションが、ホテルへの到着を告げるアナウンスになる頃には、もう、笑顔が止まらない感じで、「こんにちは」と、フロントに近寄るのももう早足になっていたり。
そしていつも通り、「いつもありがとうございます」と、笑顔で迎えてくださるホテルの方々。
安心するホテルの空気と、かすかな懐かしい匂い。
ほっとする静けさ。
帰ってきた、という思い。

たぶん、ここに滞在する日々は、私にとっては、ひとつの帰郷で、ここもまた、私の家のようなものなのでしょうね。

そしていつものように、ベルの方に荷物を部屋までもってきていただいて、笑顔ですこしお話しして(でも、むらやまさまは、常連さんなので、お部屋の説明は毎度省略モードなんですが)、お茶を入れ、荷物をほどいたりしたあと、しみじみ感じるのが、これもいつも通りの、早めのホームシック。
帰る前からのホームシック。
ずっとこのホテルに住んでいたい。

まあでも、我が家には小さな金魚たちもいるし、例によって出がけにいくなと鳴いた、ねこたちもいるし。
数日したら、いったん帰らなくてはなりません。
…十二月に、またここに戻ってくるために。

さて。今夜は、シェーラのうちあげです。
そろそろ出かける準備をしなくっちゃ。


 < 過去  INDEX  未来 >


chayka [HOMEPAGE]