日々の泡・あるいは魚の寝言

2007年10月06日(土) 週末

☆珍しく、急ぎの仕事が手元にない週末。
今日は、ゆっくりと料理をしたり、テレビ番組をみたり、本を読んだりしていました。
テレビはNHKの「探検ロマン世界遺産スペシャル」のパリの歴史の話。移民国家としてのパリの現状をアルジェリア人の血をひくかわいいお嬢さんのレポートでみる、という流れで、興味深かった。地下道に宮殿にアパートにエッフェル塔に「たゆたえども沈まず」ですよ、楽しかったなあ。

本は童心社「永井隆」。「この子を残して」の永井博士の子ども向けの伝記ですね。
伝記なんですが、装丁がずいぶんお洒落できれいです。
長崎市在住の私には、特に、いろいろと身近に感じる話でした。
わかりやすくシンプルにまとまっている伝記だと思います。深刻に書こうと思えば、どこまでも深刻に書ける生涯なんですが、ほのぼのと時にほほえましく、博士の人柄が描写されていて、読後感はさわやかです。これがいまの時代の伝記の書き方なのかもしれません。
ちょっと出来事の時系列がわかりにくかったのは、気になりましたけれど。
運動音痴で努力家で、冗談好きで過集中気味な永井博士には、恐れ多いと思いつつも、親近感感じまくりでした。

☆夜半は、まったりネットのお仲間たちとチャット。
なんだかんだで、みんな数年越しのおつきあいだったりするので、いろいろと感慨深いことも多いですね。人生のいろんな節目のシーンをきいたりみたり、悩みごとや喜ばしい報告をきくこともあったりなので。
みんな幸せであってほしいな、と思います^^

そのあとは、リアル友人と、メッセージのやりとり。
ミクシィに書きこみ。
人間関係には恵まれているなあ、と思う今日この頃。

友だちは、みんな好きで大事なので、自分も彼ら彼女らにふさわしい人間であろう、がんばらないと、と、思います。
ある意味、つながりがあるひとびとがいるから、高みをめざそうと思えるんだろうと、そういう意味でも、みんなには感謝しています。

…と、こそっと書いておくのだ(笑)。

照れ屋なので、なかなかいえないからね。

☆ネットもリアルも、これから先も、私にはいろんな出逢いがあり、新しい友人ができるでしょう。たとえば来年の今日は、いまは知らない誰かとやりとりしているかもしれないし、笑いあっているかもしれない。
もちろん、古い仲間たちとは、変わらずにやりとりをしているでしょうし、今年なじみがまだない友人たちと、もっと深くつきあっているかもしれない。

神ならぬ身、来年の今日の、自分の人間関係のその布陣は、まだ見えませんが、その時々で、つながりがある誰かに感謝して、高みをめざす自分であれたらいいなあと思います。

友人たちをみていて、しみじみ思うのですが、過去の経験の蓄積と自分の意志が、未来を作っていくんですよね。幸せになろうとする努力をする人は、みんな変身するように変わってゆく。
私もがんばらないと、おいていかれちゃうな、と笑ってます。




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chayka [HOMEPAGE]