日々の泡・あるいは魚の寝言

2007年09月13日(木) 「熱いコーヒーが俺を待っているんだ」

☆ここ数日、残暑と冷えるのが交互に来て、アレルギー体質のわたくしは、あんのじょう、恒例行事のように鼻風邪をひき、「だるい〜」とか、ひとりで文句をいいながら、お仕事しておりました。

くしゃみがかからないように注意しながら、目をしょもしょもさせながら、通信講座の添削×3
今日無事に、最後の一つが終わりました。

添削は、お手紙を添えてだすことにしています。
お手紙は、郵便局のそばの喫茶店や、郵便局で書くことにしています。その方が集中できるし、かきあげてすぐに発送できるからです。

でも今日はだるくて眠くて、家を出たくなかった。

そんなとき、ふと思いだしたのが、上の台詞です。
「ウルトラセブン」のモロボシダンは、あるとき、吹雪の中で戦いながら、この戦いが終われば熱いコーヒーが飲めるんだ、と自分に言い聞かせて立ち上がるのです。…なんてエピソード、たぶんあったと思う。

おとなになったいま思うと、「コーヒー」を平穏な守るべき日常のたとえに使ってるんだろうなあ、とか、実は宇宙人であるところの彼が、そこまで地球人の生活を愛していることへの切なさを感じたりとか、いろいろなんですが、でもともあれ、「熱いコーヒー」は、モロボシダンをも立ち上がらせるのです。

そして、今日、子ども時代に彼の勇姿を見ていた、ひとりの童話作家も立ち上がらせたわけで。

うー眠い、寝たい、とつぶやきながら、メイクして着がえて、髪をまとめて、そして郵便局へと向かった私だったのでした。
…郵便局の近くのカフェへで待ってくれている、熱いコーヒーを思いながら、旅だったのでした。
「熱いコーヒーが俺を待っているんだ」とつぶやきながら。

☆そんなこんなで、またひとくぎり、お仕事終了。これから、二十五日着〆切予定で、ポプラのレミのゲラもどきがスタートです。レミは森友さんが早速、表紙を描き上げてくださったそうで、どんどん順調に進んでいっています^^
私もがんばらないとー!


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