…この話は、日記には書いたことあったかなあ? たぶんまだ書いてなかったと思うので書きます。もしかして再読になった人がいたら、「年寄りはしょうがないなあ」と笑って許して下さい。 ちょっとだけ、自慢話みたいなお話^^
忘れられがちなことですが、私は希死念慮が強い、立派なうつ病患者です。自慢じゃないけど、診断済みで、病院にも通ってます。 この希死念慮、というのは、面白いもので、私自身の表層に感じている意識とは別のところで、伏流水のように、「死にたい想い」というものが、いつも重低音のように、心の底の方を、流れています。で、気が滅入ると、それがふわっとあがってくるわけですね。 ふだん、表側に見えている意識では、私は生きていることが楽しいし、人間も世界も好きだし、一日でも長生きしてやる、と思ってるんですけどね。 こればかりは病気なので、どうにもなりません。
だけど、だけどですね。私は何があっても死んではいけないし、幸せにならないといけないんだなあと、いつも思い返す、ある人の言葉があります。
少し前に、ある年上の友だちに、いろいろとリアルで愚痴ったときに、数日後の夜、彼女から、携帯にメールが来ました。 「もしかして、死にたいと思うときがあったら、それがどんなに真夜中でも良いから、私に電話をください。もし私がその時、寝ていたとしても、すぐに目をさますから。だから、何時でも良いから、電話をください」
私はお礼をいうのが下手な人間で、かっこつけも激しいし、すぐうろたえるから、このときも、彼女へのメールの返信は、素っ気なくしかできませんでした。 でも、ほんとにこのメールは嬉しかった。 何回も思い返しています。ありがとう^^ ていうか、いま日記にこう書いていて、泣けてきてるし(笑)。
彼女がもしかして、自分が私にそんなメールを送ったことがあると、いつか、未来に忘れてしまっても、私はずっと憶えていて、ずっと密かに、彼女のためになることをできたらいいな、と思っています。 もしなにか、私にもできることがあれば。 …とか、面と向かっては言いづらいので、こんなところに書いておいたりする^^ このメールは、私の宝物で、大事なお守り。
☆この話には後日談があります。 こないだ、都内西新宿方面、私の定宿のシティホテルのコーヒーハウスで、先輩作家のダンディなおじさまと飲んでいたとき(注…私はジャスミンティーで、先輩のおじさまは、日本酒のお湯割り…あれ、芋焼酎だったかな?)、上記の彼女は共通の知人なので、上のことを話題にしたんですよね。 彼女に感謝する、だからこそ、私は生きていくし、もしこの先、万が一、死にたいなあと思うことがあったとしたら、彼女には電話はしません、と^^
「だって彼女は真人間で、明日も仕事がありますからね。夜中に起こしちゃ悪いでしょ?」と私がいったら、おじさまは、「ちょっと待て」と身を乗り出して、 「そういう生き方って、ちょっときついんじゃないの? もっと他人によりかかってもいいんじゃない?」と、映画俳優のような言い回しと表情でおっしゃるわけですよ(笑)。いい人だから、この先輩作家さんは。 「だってそれが私の美学ですもの」 「わかった。じゃあ、むらやまさんは、ぼくに電話をかけなさい。そしたらすぐに、長崎にかけつけてあげるから、そのまま待ってなさい!」 「先生が都内から長崎まで移動するのを待っている間に、電話代がどれだけかかると思ってるんですか? ヤです♪」
なんて話をしたのでしたが、考えてみたら、そんなに長時間、携帯の電池がもたないっすよ、先生(笑)。
まあどっちにしろ。 こうやって、日々、日記に書くネタにはことかかないほど、私の周りには素敵な出来事が多いので、当分は楽しく生きていくと思いますけどね^^
…だって、そのときには電話かけないと、ふたりに文句いわれそうだし^^; しょうがないなあ、もう。
☆今回の日記のふたりの言葉の他にも、友人知人ネットにリアルに、お仕事関係、たくさんのみなさんのひとことひとことで、嬉しくなったり、幸せになったりしている私です。 なにしろ照れ屋で、素直ではないので、なかなかお礼がいえませんが。いつもみなさま、ありがとうございます。
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