日々の泡・あるいは魚の寝言

2006年12月19日(火) まどろみ

昨夜は冷え込んだので、ホテルの方にゆたんぽをお願いしました。
金属製なのかな、布にくるまれた、ずっしりしたものを手渡され、使わせていただきましたが、朝までずっと暖かく、よく眠れました。
あとでお湯を捨てるとき、中身をみなくては。たぶんきっとレトロなデザイン。手渡されてすぐあけてみたかったんですが、「中は熱いですからおきをつけください」のひとことで、あけそびれたままでした。

でもいまはまだ、朝早い時間。お布団の中で、まだまだあとしばしはまどろみ中。
今日は起きたら荷造りしなきゃ。まだまだ帰りたくないけど。
夕方には、お友達とお食事の予定です。お仕事の話もするのだ。ふふふ。

昨夜はポプラ社さんのクリスマスパーティーでした。
体調が悪かったので、声をかけていただいて以来、七年目くらいにして初めて、遅れてあとから参加しました。タクシーで本社ビルまでいったのも初めてだったかも。


事前に遅刻の理由をポプラさんに連絡していたこともあって、会場でいろんな方々に心配されてしまって、恐縮しました。
きら星のごときひとびとたくさんの場所なのに、私なんかのことを案じていただけていたなんて、もったいなさすぎて。


評論家の西本先生に、「よく働いていて偉いけど、少し休みなさい」と優しく声をかけていただいて、笑顔で泣きまねしながら、本気で少し泣けました。


たから先生や、担当N嬢、元担当N氏と昔のことを懐かしんだり。一方で新しくお仕事を始める方たちと名刺を交換したり。創作教室のときのお弟子さん工藤さんと一緒にお寿司いただいたり。
アットホームな暖かい会で時間をすごさせていただきつつ、この場におまねきいただいたことを改めて感謝しつつ、さまざまな感慨にうたれていました。
時間は流れ、とおりすぎてゆく。でもさみしいことじゃなく、わかれたきりのことじゃなく。みんなきっとその場所にいて、おもいあっているのだな、と。
クリスマス会は毎年開かれ、きっとまた多くのひとがここに集まり、思い出をよみがえらせまた思い出を作り、そしてまた別れていくのだな、と。

会がおわったあと、我が敬愛する担当編集者嬢ふたりが、寒いのにタクシーを見送ってくれました。笑顔がうれしくて切なくて、走り出した車内で涙ぐんでいたら、運転手さんがきれいな声で一言。
「出会いも涙、別れも涙、それが人生」


西新宿の夜は、街にたくさんの灯りを灯し、そこを歩き車でゆきすぎる、たくさんのひとびとのおもいをつつんでくれているようでした。


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