日々の泡・あるいは魚の寝言

2006年01月06日(金) 緑の影と綿毛の野原

☆昨年の冬あたりから、自分の人生がはっきり進行方向を変えていっているのがわかるような気がします。線路が切り替えられたような。

旅の行く先はまだ見えないけれど、行く手にはあったかいものが両手を広げて待っているのがわかる。
私はただそちらへ帰ればいいのでしょう。

☆基本的に私は、いつでもささやかに愉しいことや笑えること、美味しいこときれいなものがあれば、「ああ、私って幸せだなあ」と思えるし、実際、私の今までの半生は幸福だったと(主観だけではなく客観的にも)思うわけです。
一番ありがたいなあと思うのは、作品にも、そして私自身にも、「これでいい」「このままで好きだから」と念押ししてくれる人々に恵まれたことです。
なんかこれって、ほんとありがたすぎて、きっと、「前世の私」が善行を積んで死んだかどうかして、その分の貯金がいまいきてるんだろうなあ、とか、思うときがあったりします。
「今生の自分」が受けるには、もったいなさすぎる想いをいつもいただいているから。謙遜でもなんでもなく、自分で自分が、そうたいしたものじゃないということは、よくわかっています。

リアルでネットで、ほほえみかけてくれる人々がいるから、私は作家としてやってこられたし、作品も書くことができました。
いつでも、精一杯のよい作品を書いてこられたと自負しています。

でも「これから先」は、どうなんだろう?
これからの旅には、どんな出来事が待っているんだろう?
いろいろ経験したことがないことや、思いがけない環境の変化もあるかもしれない。……ああこれは、私生活だけじゃない、仕事においてもです。
でも多少の苦労はあっても、きっと自分がその折々に上手に幸せ探しをしていくのはわかっているから、まあいいかな、と思っています。
人生、なんとかなるようになっていくでしょう。
誰かを幸せにしたいと思っていれば。

なんて、夜中にふとつぶやいてみたり。

今眼の奥に見えているのは、ふわふわのたんぽぽの綿毛がゆれる野原。綿毛の白や銀を星のように散らした緑色の草原の上に、ゆっくりと曲がりながら、続いている線路。
耳を地面に押し当てて寝そべれば、遠く遠くから、走ってくる機関車の音がきこえるような。
そんな、懐かしい幸せな情景。

☆キッチンの明かりを落として、小さなスタンドだけの明かりにしたとき、観葉植物たちがはらんだ影が、それは美しい深い緑色で、しばらくの間、みとれていました。
毎晩この影はできていたろうに、きづいたのは今夜だけでした。身の回りには、こんなふうに、見過ごしている美しい色彩や、風景があるのでしょうね。
やっぱり世界は美しい、と、思いました。
素直に、この地上に生まれてきてよかったな、と思いました。
たとえ私が、数十日しか生きられないような生物だったとしても、やはり私は、この世界が好きだと思って生き、死んでいったと思う。

☆雨子さん。毎日日記を見守っています。
ザイオンくん、元気になるといいですね。
作品は、楽しんで書いてほしいです。あなたはまだ若くて、飢える心配のない境遇にいて、つまりまだ余裕はたっぷりあるんですから…。
あなたの文章と感性が、私はとても好きよ。

☆ミィさんは(笑)、もうちょっと自分に自信を持ちなさいって(笑)。あなたは充分に強い、魅力的な女の子だってば。フルールダンテルディ、送る約束、あと少し待っていてね。時間が時間が^^;

☆杏実さん。ごめんなさい、今日あまりに寒くて、起きるのが遅くなっちゃって、お手紙書くところまでいかなかったの。明日には発送できると思います。

☆岩崎Sさん。いつもこの日記に、優しい支持と応援の言葉をありがとうございます。ご無沙汰してしまっていますけれど、ずっとSさんにはシンパシーをかんじさせていただいちゃってますし、お仕事の約束も、忘れていません^^
…ちょこっとだけ、まっていてくださいねえ。

☆ニムエ姫。アフタヌーンティーのスケジュール帳は、私は今年初めて買いましたけれど、使いやすいですね。来年も買おうとひそかにもう決めていたりして(笑)。ちなみに、赤いベージュの地に、お花?の柄のものを買いました。あとね、細いボールペンも買っちゃった(笑)。スケジュール帳用に。
あのお店のものたちは、ほんとにみんな愛らしいですよね。
今はバレンタインの前の、チョコの包装の美しさに見とれています。あれを買って人に贈りたくても、私があげるべきであろう人は、チョコ苦手なんです^^;
自分で買って食べるかなあ。

☆そういえば、オクタホテル(ここの雑貨も好き)で、クラッシュベロアのストール(薄い茶色にスパンコールが少しついてるの)も買ったのですが、この時感じたのが、品物が腕の中に飛び込んでくる感じ!
なんていうのかなあ。たまに、品物の方から、こちらになじんでくるというか、「私はあなたのところにいくべきなのよ」と自己主張してくる時があるような気がします。
…アニミズムの人だから、そういうことを考えるのかな^^;
でもやっぱりね。ものにも魂はあると思うのです^^

☆あ、そうだ。昨日、バッグの中から、妖精の声が響くのをきいたんですよ(笑)。人間が中に入るはずもない、なんのしかけもない、小さなバッグの中から、響き渡る声…。
種明かしをすると、それは、リダイヤルでかかってしまった携帯電話に、すず猫さんが、「もしもし、もしもーし!」と、叫ぶ声でした(笑)。
ごめんね^^; れいこさん。でもちょっと楽しかったですね。
だけど本当に、これはなんのファンタジーだろうと思った^^;
どきどきしちゃった(笑)。


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