日々の泡・あるいは魚の寝言

2005年07月19日(火) あんず

☆たそがれ堂に付け加えるための、ラストの一作「あんず」(仮タイトル)が書き上がりました。
なんだか書いても書いても終わらないな、と思ったら、三十枚台の話のつもりだったのに、四十八枚も書いていた…。

連作短編集の中の一作なので、他の作品との濃度や枚数のかねあいもあるから、明日読みなおして、トーンを統一しなくてはなりません。
多少削ったり、はしょったりして、もっとあっさりした話にしなければ。
ちょっと、短編じゃなく、中編から長編ののりで書きこんでしまったところがあるからなあ。

でも、書きたいことは書けた。いい話になったと思います。
ちょっと切ないお話ですけどね。

このお話は実は、原型の話を考えたのはけっこう前で、その時は、老いた猫の話に書き上げる予定でした。
ところが、今回、同じ本の中で、年取った猫が登場する話(表題作)が別にあるもので、イメージが重なるのを避けるために、かわいい女の子の猫の話に書き換えました。すると、当初の予定にはなかった、恋愛ものの要素が^^;
でも、結果的に、それがよかったような気がしています。きっとこのお話は、こういうふうに書き上がってゆくべきお話だったのでしょう。

☆BGMは、「千もの言葉」。True colors + HAL
「四月になれば彼女は」のサントラに入っていたうた。
書きながら、くりかえし、きいていました。歌詞がとても好き。

「千もの言葉を越えるたった一つの声 君に伝えるため此処に在る」
「千秋の思いを一日に重ね合わせて 君に歌う為に此処に在る」
「千年先まで消えぬ愛がここにある 君に伝える為僕は在る」
(作詞作曲編曲・石田小吉)

素敵な言葉だなあ。言葉の音の重なりが、本当に綺麗だなあ。

☆連休明けの火曜日だったので、明るいうちは、あちこちとの連絡で時間を取られました。
普通の土日でも、あけた月曜日はハードなのに、連休明けはもう。特に今は、お盆進行前に入ってますからね。

☆なんて、文体が、たまに、たそがれ堂店長、風早三郎さんの語りになってるのが、自分でわかってしまって、情けないです。
これは当分抜けそうにないなあ。
もう数日のうちに、シェーラの初校ゲラが来るでしょうから、それ読んだら、少しは直る…いや、今度はシェーラの語りの文がうつるかもなあ。

☆そうそう。ぱせり子さん!
いただいた伏見稲荷の参道のおみやげのおせんべい。あのおせんべいの包み紙に書かれていた絵や、ぱせり子さんからいただいたお稲荷さんの猫の写真の影響で、突如、お話の中に、朱塗りの鳥居が大量に出現しました。
大道具が、派手になりました。
風早の街、駅前商店街のそばの、古い朱塗りの鳥居が何本もある一角に、ふと迷い込むと、そのふしぎなコンビニはあるのです^^




かぐや〜Leeke Sweet
きつねの子どもっぽい^^

☆来月末頃に、同人誌の例会と、お仕事の打ち合わせの関係で、また新宿方面に数日滞在するのですが、新しい打ち合わせが一件増えたこともあって(楽しみにしております、新しくお会いする方^^)、滞在を一日延ばしました。
無理にスケジュールを詰め込むよりも、余裕を持って動かないと、出先で倒れたら、泣くに泣けない。
自分の体力が当てにならない、暑さに超弩級に弱い、というのは、ほんと、私の弱点だと思います。今までどれほど、これに足を引っぱられてきたことやら^^;
いってもしょうがないことなので、自重して行動するのみ、なのでした。

…正直、精神力(やる気やら根気やら山っ気の強さやら)に余分に割り振られている分のさいころの目を、体力や早さなどなどの方に割り振り直したい。もう一度、どこかでキャラクターの作り直しはできないものでしょうか^^;


 < 過去  INDEX  未来 >


chayka [HOMEPAGE]