☆夕方に、「天空のミラクル」の手直しが終わって、ポプラ社K嬢に、メールで送りました。「は、はやいですねえ」と、ほめていただけて嬉しいv
ほぼ一年ぶりに読み返したので、自分でもあらが見えてきて、あちこち手を入れたりしました。特に、イントロを書きこんだり、サブキャラを書きこんだり、逆に、くどい台詞や長すぎる描写を削ってみたり。
「ミラクル」のことは、以前にもこの日記に、ちょこちょこ書いていましたが、一言でいうと、ホラー小説なわけで。 廃墟のホテルで、首なしライダーが走ったり、悪魔つきの老人が血濡れた斧振り回したりするわけで。 川には地縛霊がいて、濡れたワンピース着てたたずんでいたりするわけで。
…真夜中に、読み返していて、自分で怖かったんですけど ^^; こんなの、子どもに読ませちゃっていいのかなあ。
でもまあ、基本は、きっちり「児童文学」です。はい^^ そのへんを評価していただいて、本になるのですし。 「成長してゆくこと」「人に心を開くこと」がテーマの物語です。
「ミラクル」とは、「奇跡」のこと。 天から降ってくるものではなく、人の力と知恵と想いが起こす奇跡。 タロットカード大アルカナの八枚目、「力」が正位置で出てきたときの解釈というか、カードの暗示を、物語のモチーフに使っています。 同時に、小道具に、ランコムのミラク(miracle)もさりげにだしていたり^^
☆「ささやかな魔法の物語」に登場してくる、「不可思議屋」さんが、ちらっとでてきます。私のいろんな話に出てくる、風早中央公園と時計台を作った人物も出てくるし。 またこれで、風早の町の物語の歴史のパズルに欠片がはまるというか。
ちょっと怖いけど、そういう味付けのファンタジーということで。 すみません…。
☆ホラー小説というと、モダンホラーに惹かれて、文庫をはしから読んでいた時期がありました。 そういうわけで、キングやクーンツは、普通に好きです。 ここ数年、忙しいのと長編を追いかける時間がなくなったので、キングとはさよならになっていますけれど。 最後に読んだのが「グリーンマイル」だし ^^; (あれは一冊一冊が薄かったので、なんとか読めた…)。
国産の怖い小説だと、「黒い家」が死ぬほど怖かったですね。 あれ読んで以来、「ハモ切り包丁」というモノが、この世の刃物の何よりも、怖いアイテムになりました…。 綾辻行人の「殺人鬼」も読みましたが…あんまりスプラッタ系は得意じゃないんだな、と、あの本でわかりました。「館」シリーズは大好きなんですけどね(あれはミステリで、ホラーじゃないですが)。 …あ、そういえば、「暗黒館」でてるんだよな。読みたい。読みたいなあ。 でもものすごく長いんだろうなあ。二千五百枚超えてるんだったっけ…。
☆普通に淡々と描写が描いてあって、少しずつ違和感が募ってゆくとか、気がつくと怖いことになっているとか、そういう怪奇小説が良いですね。 そして、ただ怖いだけではなく、作者の主張や、人生観が、さりげなく語られているような。 だから結局は、ホラー小説ではキングが一番好き、ということになるのかもしれないです。
いつかそんなお話が、自分でも書けたらいいなとは思うけれど、なかなか目標とするレベルに到達するのは大変そう…。 でも、がんばろう。高いところを目指していこう。 未来には、もっとすごいものを書けるようになろう。
☆あ、そういえば、「ミラクル」の中に、一カ所、キングを好きな人が読んだら、ちょっとだけ笑ってしまうような台詞があります(笑)。 来年の春、三月に、本が出たとき、気づいた人がよろこんで笑ってくださると、嬉しいな^^
☆仕事関係のメールが、いろいろ飛び交う中、忙しく働きながら今月も終わり、気がつくと、明日からはもう、師走です。この一年は、本当に早かったなあ。でも、いい年だった。 来年は、どんな年になるんだろう。何が待っているんだろう。
☆一仕事のあとで、寝ている脳で書いたので、変な日記になってるかも。ご容赦下さい。 今夜は、人並みの時間に眠れると良いけれど、もう一仕事できるかなあ。
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