日々の泡・あるいは魚の寝言

2004年11月21日(日) 空の瞳

☆土曜日は、いつもの通りに児文協の創作教室の日でした。
今回もみんなで楽しく盛り上がり、話し合い、考え、笑いあいました。
作品を媒体に、みんなで創作論や創作法について、再認識したり、教えあったりする感じで、楽しいのです。
みんなノリがいいし、心を開いてくれるし、本当に楽しくてやりやすい。
それに、博識なお姉さまたちと、いろんな人生を歩んできた、語る言葉に重みがある人々、感度がいい若い人たち、明るくて楽しくておもしろい奥様たちと、メンバーが豪華で、話が深まってゆくのでおもしろいですね。
時間制限がある、豪華で知的なショーに参加しているみたいです。

月に一度、東京にかようのは、なかなか大変ではあるのですが、でも、ひきかえにしてもいいほど、今回の教室の講師役は、いい経験でした。

…でも、内心、「私は楽しいけど、このやり方でいいのかな」と思わないでもなかったのですが…
二十日の教室は、いきなり、藤田先生が同じお部屋で事務の作業をしてらして、まるで教育実習している大学生が、採点されちゃってる感じで、すごい緊張したのでした。
終わってから一言、「お見事」と笑顔でほめていただけたのが、いまでも思い出すと、幸せになっちゃうくらいに、嬉しくて光栄で、ほっとしたのでした。
藤田先生、ありがとうございました。これからもがんばります。

私は児童文学が大好きで、創作論や文学史について話すのが大好きです。
そうして、自分の言葉で、みんなを楽しく笑わせたり、場を仕切ったり、人の話を引き出したりすることも、とても好き。
そんなこんなで、創作教室の先生役は、とても楽しくて、燃えるのでした。
私をご氏名くださった先生方には、心から感謝しています。がんばります。

☆教室が終わったあと、いつものお茶会のあとは、有志で銀座に韓国薬膳を食べに行きました。つれてってくださった、夢久さん、ありがとう☆ 美味しかった。
クリスマスが近い銀座は、歩くのに寒くない夜でしたので、十分に美しさを満喫して歩けました。
気が合うメンバーで、美味しいもの食べて、きれいなものを視界いっぱいにみて。
こんなに幸せでいいのかなあ、ま、たまにはいいか、なんて、たまにうつむいてひとりで笑っちゃったりしながら、明るい街を歩きました。

☆今日、日曜日は、夜七時の最終便の飛行機の時間まで、ひとりでゆったりと時間を過ごしました。
前の晩に、久しぶりに六時間寝たので(四時間睡眠で足りる人間なのです)、体がほぐれた感じで、気持ちよく目覚めて、元気な一日が過ごせました。
朝からゆっくりと、お風呂に入ったり、そのあと朝食をとって、きちんとメイクしてから、新宿のお人形のお店に、ウイッグや靴を見に行ったり、ホテルでちょっと豪勢な、ウイークエンドブッフェを食べたり、クリスマスのクッキーや飾り物を買ったり、と、休日を過ごしました。
ホテルからのバスで、空港に向かうとき、空はとても低く優しい色合いでそこにあって、遠くの雲が夕焼けの淡い赤色に染まっていて、まるで誰かの優しい目が、下界を見下ろしているみたいでした。

空は、過去も未来も、いつも変わらずに、東京の街を見下ろしていて、その空の瞳の下で、人々は建物を作り上げて。まるで空を目指すみたいに。
今はきれいなこの情景も、もちろん有限で、いつかは姿を変えていくのでしょうけれど、でも、その儚さが、有限なところが、私は好きで、美しいと思うのです。
今の時代の、この東京の空の下に、私はいけてよかった。

次は来月、クリスマスがいよいよ近づいた十二月中旬の東京に、私はまた向かいます。


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