日々の泡・あるいは魚の寝言

2004年04月17日(土) ねこまた妖怪伝とか

☆新人作家の方から、本をお送りいただきました。
岩崎書店刊「ねこまた妖怪伝」(藤野恵美・著)です。

今日土曜日、仕事のあとのお休みを一日とったので、楽しく読ませていただきました。
猫またの女の子と人間の女の子の冒険物語なのですが、物語の主眼は、むしろ、妖怪ハンターと妖怪との戦い、なのですね。
で、味付けは、ホラー風味で怖いので、子どもたちが喜んで読みそうです(^-^)
新人さんで若い人らしい、明るくにぎやかで元気なお話でした。
今後に期待してます。(たぶん、ほんとはもうちょっと長いものの方が向いている方なのかな、と思いました)。

自分の世界を作り出して、そこで楽しく遊ぶことができる、そういう大切な才能をお持ちの方だとお見受けしましたので、あとは、順調に年をとり経験を重ねて、テクニックを磨いていけばいいのではないかしらと思いました。

年取った私から(笑)、テクニックについて、いくつか書くと…。
このお話なら、イントロは派手でなくてはいけない(妖怪の戦争の話から書いた方がいいかも。当然、若き日のおばあちゃんもでてこないと)し、ヒロインがもっと活躍するべきだし(きつねの子は存在を削って、そのぶん猫またに活躍させた方がよかったと思います)、ラストは…あれは違うんじゃないかと。
異形なもの同士で、友人になるべきなのだと思ったのですが、違うかな?

妖怪のように年を経て、年齢を重ね(笑)、いい作家さんに育っていってくださいね(^-^)

☆あとは、弟から借りている「鋼の錬金術師」をやっと二巻まで読了。
おもしろいし、好きなお話だけど…あまりにも内容がかなしすぎて、心が痛くて、読むに読めない(^^;)
「その他大勢」の人々が、一コマか二コマの間で、ざくざく殺されちゃうのが、けっこう辛いんですよねえ。
命の重さが、テーマになっている、ひしひしと伝わってくる話だけに、いたくていたくて。心が。
かわいそうで、つらくて、でも、どうしても、先を読んでしまう。
キャラクターとしては、大佐と中尉が好きかも。

<追記>
21日、6巻まで読み終わりました。
…この物語、好きですねえ。でも辛い。でも好きだ(涙)。


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