日々の泡・あるいは魚の寝言

2004年01月13日(火) 長崎は雪でした

☆午前中、ときおりはらはらと雪が散って、きれいでした(^-^)
なんかどうも、行動がスローペースになりがちなのは、セロトニン不足のせいなんだな、と、確信したので、今日はカーテンを思い切り開いて、部屋に光をいっぱいに入れたり、天井の電灯が一本切れてたのをかえたりしました。明日はレースのカーテンを洗おう。

☆今日は、子ども向けの参考書のゲラ(「百年目の秘密」の一部分が、ちょこっと紹介されているので、作者にチェックしてください、と、ゲラが来たのです。どこかの子どもたちが、学校や塾で読んで、好きになってくれるといいなあ)と、ご依頼の「子どもたちへのメッセージ」らしいものを書いて出版社にお返しして、そのあと、京都の大学の児童文学系の同人誌を拝読しておりました。
かもめ亭の常連Julieさんに、昨年末にいただいていたものなのですが、なかなか手に取れなくてごめんなさいでした(^^;)

今回も、おもしろかったです。全体的に、レベルも高かったし。
主人公と自分の間の距離のとり方に理性がある作品が多かったあたり、とくにポイント高いです。こちらのサークルには、二十代でも「おとな」な人が多いんだろうなあ。

失った初恋を振り返る話や、初恋を失うであろうことを予感させる話(といってもこちらの作品の主題は、「初恋」にはないんだけれども)あたりは、喪失感のとらえ方や描写がうまくて泣けました。
おとなだよねえ。

この学生さんたちは、あと二十年後、今の私の年になったときに、自分が書いたものを読み返して、その時、「二十代の自分は、こんなにすごいものを書いていたのか」と、驚くような気がします。
中年になるとよけいにこの悲哀はわかるものさ(遠い目)。

本を一冊通して読むと、まるで通しテーマのように、生命の躍動の瞬間のきらきらと、そのはかなさいとおしさできれいにまとめられているように思えて、今、「子ども時代」を終えようとしている学生さんたちの心情がかいま見えたような気がしました。
一つの時代の終わりは、一つの生命の死であり、同時に誕生でもあるんですよね。

ちなみに、わが常連Julieさんの作品は、おせじ抜きで達者な児童文学作品でした(^-^)
ある意味、一番正当派な児童文学だったし、文も構成も、緩急のテンポの良さもばっちりだったです。
でも、ラストの終わり方にもう一工夫ほしかったかな?
あとタイトル、もっとかっこよくいこうね♪

Julieさん、同人のみなさんによろしく。
読ませて頂けて、嬉しかったです。読んでいる間、とっても楽しかった。
感想、遅れちゃってごめんなさいね。

☆久しぶりに、幼年童話の単行本の依頼が来ました。
うれしいけど、かけるかなあ(^^;)。ネタ特にないし。
…とかいいつつ、「お人形と一年生の女の子の話にしよう」とかお話をもう考えてしまっています(^-^)
打ち合わせ前なんですが。アイディアを却下されたらどうしよう(笑)?

あとは、「アカネヒメ5」の練り直しを脳内でしたり、「新シェーラ」のサウードと養女のキャラをぼーっと細かく考え直したりしていました。
養女の名前はエルダ。元山賊の娘です。どんな子かはお楽しみに。
ちなみにエルダの名前と、この先書くであろうハッサン王子との出会いのシーンは、こないだ夢で見たので、そのまま使っちゃいます。
偉いぞ、私の潜在意識。寝ている間に仕事するなんて、まるで靴屋のこびとさんのようではないですか。

このエルダの登場までで、新シェーラのメインキャラは全員登場、ということになると思います。

しかし新シェーラも、いったん書き出してみると、当初の予定とはなんかちがってきちゃって、サファイヤ姫がメインでがんばる話になりつつあるし、サファイヤはハッサン王子と恋仲になるのかな、と思っていたら、その確率はなんだか微妙に下がってゆきそうだし。
大局的なエンディングは決まっているのですが、主人公たちの落ち着き先は、まだまだ未知数のようですね。
そこがまた楽しいんですが(^-^)

まもなく、3巻の初校ゲラが到着する予定です。
明日はできるだけ、寒中見舞いを書いて、通信講座のお弟子さんの原稿を返しに、郵便局に行こう。


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