日々の泡・あるいは魚の寝言

2003年09月04日(木) 楽園の鳥

昨日は、お友達のとも子さんが、お菓子と植物とかわいいお皿を持って、遊びに来てくださいました。貴重な夏休みの一日を削って、遠出してくださったので、申し訳なかったです。

でも、もう、「申し訳ない」とかそういう遠慮をするレベルじゃなく、私は、もろもろの悩みやらなにやらで、へろへろになっていたので、どんなにうれしかったかしれやしませんです。

加藤由子の猫の本に、「子猫は一匹だと冒険ができないが、兄弟が数匹いると、一緒に足をのばす勇気がでる」と書いてありましたが、借りてきた猫モードに入っていた私も、とも子さんなしだと、道一本わたる勇気と気合いがでてこなかったですね。

道一本わたると、そこは生活のにおいがする世界だったんですが。

人間の性格傾向を、「強い」「弱い」で分けるとすると、私はたぶん、どっちかというと「強い」方で、常にポジティブシンキング♪な人なんですが、今回みたいに、「考えて計画したはずが、あてがはずれた」とか、「自分自身の理性と感情のそりが合わない」みたいな場面には弱いですね。

とも子さんは優しいだけでなく、怜悧で聡明な人なので、昨日は半日、冒険したりお食事したりお茶したりしながら、いろんなアドバイスをしてくださいました。
楽しかったし、自分を客観視するために、すごくよいきっかけになりました。
千葉にでてこなかったら、あんなふうに長時間、彼女とお話しする時間もないわけだったので、そのことだけでも、ここにきてよかったな、と思いました。
ありがとうございました、とも子さん。

いただいた植物は、楽園の鳥という名前の緑色の葉で、彼女の家で私の家にいくように、と育てられていた葉っぱだそうです。
いま、日当たりのよい、窓の大きな私のお部屋で、レースのカーテン越しの日を浴びて、気持ちよさそうにたたずんでいます。
近所の百円ショップで、小さなござと花台を買って、黒い馬のぬいぐるみもかって、インテリア雑誌の写真のようにかわいく飾っております。
(そして、馬と植木鉢のそばには、夏さんのアドバイスで置いた、魔よけのお酒が…。これはもうどけないとなあ)。

そうそう、昨日はとも子さんを駅まで送ったあと、帰りのバスを降りるとき、ちょっと冒険心を出して違うところで降りたら、道に迷って(笑)、あたりは薄暗くなっていくわ、人通りはなくなってくるわ、で、どきどきしましたね。

そのあと、部屋に帰り着いたら、NHKの集金のおじいさんがちょうど訪ねてきて、会話しているうちに、なぜか気に入られてしまって、いろいろ地域情報を教えてもらったりしてしまいました。
いまにも落雷がありそうな夜空を見上げながらの会話だったんですが、楽しかったです。おじいさんも楽しそうでした。

ところで、現時点で見えてきたことを、自分の頭をまとめるためにもかいておきますが、やっぱり私が家を出た方がいいのは事実のようです。
一人でいられる空間と、静かな場所は、私には必要です。
どこに住むにしろ、自分の居場所を確保しなくてはと思いました。

で、住むには、この場所はやはり、ちょっと東京には遠いかなあ?
市川あたりまでが、限界なような気がします。
あるいは、関東にはまめに通うことを前提に、長崎市で安い中古の物件を、事務所として準備できるように考えてみるかでしょうね。

どっちにしろ、自分が住みたい街の雰囲気が、今度のことではっきりみえてきたところがあるので、その線は崩さないようにしようと思います。

そういえば、母や弟とのメールや電話でのやりとりが、以前にもまして活発になりました。家族のつながりは、離れた方が強く意識されるのかもしれません。
今朝の電話によると、朝が遅かった母が早起きになって、ウオーキングも始めたらしいので、自立が進んでいるようです。よきかなよきかな。
私が一緒の時は、何もかも私がやってあげていましたからね〜。

一方、私の方は、といえば…。
作ってあげる相手がいないので、料理を作る気力がなくなってしまいました。
コンロが新品だから、使うと汚しそうだということもあります。
いい機会なので、お昼に重めの外食をとって、夜はお米を食べないという、ダイエットに良さそうな食事習慣に変えてしまおうかと思っています。
それだとゴミもでないしなー。ゴミの分別は好きだし、さっそく千葉県指定のゴミ袋も用意して、ゴミ出しの日もチェックしましたけれど、でないにこしたことはないし。

今朝、初めて、このへん在住の猫をみました。
茶と黒のまじった、不思議ながらの猫さんでした。半のらなのか、思い切り警戒した目でこちらをみて、さってゆきました。

明日は、焼きたてパンのお店にいってみようっと。


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