日々の泡・あるいは魚の寝言

2003年05月23日(金) 講座とか綾戸智絵とか

今日は通信講座の原稿を拝読していました。
杏実さんの作品と、つきのかりんさんの作品。
杏実さんのものは、何度も書き直している異世界(といってもいいかな)ファンタジーものの短編で、つきのさんのものは、「日常の魔法」タイプのファンタジーの中編です。

おふたりにはもちろん個別に感想を書かせていただくのですが、ここにちょこっとだけ書いちゃうと、どっちもよかったです。
杏実さんの作品は、何度も磨かれた原石のような深い輝きがあったし、つきのさんの作品は、器用で達者。一言二言のアドバイスで、一気に伸びる人だろうなあと予感させるものがあります。
先生は満足であります☆
児童文学者協会の通信講座。こんなに楽しくていいんだろうか…。

夜になって、テレビをつけっぱなしで仕事していたのですが、気がつくと、ジャズシンガーの綾戸智絵がSMAPの中居君となごやかに話しているじゃないですか。
なんとはなしに話を聞いていたら、綾戸智絵の半生の再現フィルムが流れて、あまりに劇的なのと再現フィルム部分の女優さんのかわいさにひかれて、手を止めてみてしまいました。
十代で渡米。二十代終わりに乳ガンの手術。三十三歳で結婚、後に離婚。
四十歳でデビュー…。

なかなかにドラマティックすぎて、シリアスに語ればいくらでも暗くなるだろう話なのに、綾戸智絵は、大阪のギャグが好きなおばさん、って感じで、冗談交じりに笑いながら話すのでした。
番組の構成もかっこよかったなあ。最後に「世界に一つだけの花」を中居君とふたりで歌うシーンが、ぐっときました。

なんか感動しちゃって、ちょうど用事があった弟に携帯でメール打ったりして。
「四十歳でデビューなんてあたり、とくに励まされちゃった」とかいって。
なんせ私も、この年で、ひとり住む土地を変えますのでね。
すると弟が察したように、「いくつになっても遅すぎることはないと、私はいつも思ってる」と返事を返してきました。
彼はちょうど羽田に着いたところでした。会社の仕事の関係で、出張中なのです。
学生時代を過ごした東京の下町を、ついでに歩いてきたいといっていました。

人にはそれぞれ人生があり、分かれ道がいくつもある。
どの分岐を選ぶのも選ばないのも人生。
でも、たった一つ、死の時に後悔しないように、それだけは考えていたいですね。
より幸せになれるように生きていたいと、思います。
昨日よりも今日、今日よりも明日、もっと遠くへ行けるように。
たくさんの人と出会えるように。


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