日々の泡・あるいは魚の寝言

2003年03月21日(金) 春分の日

真夜中です。
すごい音を立てて、風が空を駆け抜けています。
まるで、見えない天馬がひく馬車が、走っているみたいに。

新刊二冊が全国の書店さんに並んできたところで、サイトを更新しました。
著書33冊になりました。読者のみなさま、ありがとう。
お仕事の関係で、いつもお世話になっているみなさまも、ありがとうございました。

今夜は、「スカイハイ」の最終回でした。
うらみの門の門番、謎の美少女イズコさんの物語。
毎回おもしろかったわけではなく、途中何回か、低空飛行していた話もありはしましたが、全話ふり返ってみると、いいテレビドラマだったなあ、と。
この三ヶ月、毎週金曜日の真夜中に、無垢なイズコさんとともに、人の生き死にについて考える時間がもてたのは、幸せなことでした。
毎度いろんな死者が出てきて、怨みやら悲しみやら憎しみやらを語りつつ、もっと大きな愛や善意を思い出して、成仏するというお話でしたが(原作はダークなまま終わる話も多かったけど)、最終話はその総括というか、深い愛の物語になっていましたね。
いいシナリオで、いい演出、いい構成でした。

子どものころ、物語の本が本当に好きだったころに、思ったことを思い出しました。
「自分が死んだあとの未来に書かれた本を、私は読むことができないんだ」
そのことが、涙が出るほど悲しかった時があったのです。

今、おとなになった私は、そんなことを忘れていました。
「スカイハイ」最終話を見たあと、なぜかふと、思い出しました。

気がつくと、お話の本を書く側に回っていた私ですが、この時代、この世界に生きている限り、できるだけ多くのおもしろい本を書きたいと思いました。

今日、ファンの女の子に会いました。
あずさちゃん。はずかしがりやの、色白の女の子で、かわいかったです。
手作りの、きれいな携帯ストラップをもらいました。四つ葉のクローバーの形をしています。
ガラスのビーズでできているから、壊しちゃったらいけないな、と思いつつ、とてもかわいいので、使っちゃいます。
ありがとうね、あずさちゃん。あえてよかったです。

<念のため追記>
テレビドラマの「スカイハイ」は、ぎりぎり中学生以上が見ても大丈夫かな、あと思いますが、原作の漫画は、子どもが読むにはちょっと早いです(^^;)
たまに、この日記を、子どものみなさんも読んでいるので、注意しておきますね。


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