日々の泡・あるいは魚の寝言

2002年10月27日(日) コスメの魔法

今日も元気にお仕事中。
クライマックスとたちまわりは、書いていて本当に楽しい。
しかし、第一話200枚くらいいきそうということは…このあとも、「黄金流砂」は、毎回200枚前後書かなくてはならないのか…。体力いりそう。

仕事の合間に、先日エスティで購入した、ピーチフィズという色名の、パールが入ったクリアな杏色のネイルをぬりぬり。ふと思いついて、爪の先の半分に、去年買ったブドワールの限定ネイル(同じく杏色だけど、金粉入りで、もっと黄色みが強い)を重ねて、さらに、銀色のラメ(化粧惑星の)を、まばらに全部の指にちょっとずつおいたら…。
なんだか、朝焼けの空に光る星々の群れ、みたいになってとてもきれい。
我ながら気に入ったので、年末東京に行く時は、この爪でいこうと決意。

昨夜は、「コスメの魔法」9巻(あいかわももこ・講談社コミックス・キス)を読んでいて、感動してしまったり。
無敵な美女の美容部員さんが、お客様のトラウマを化粧によって解決してしまう、というすごいストーリーなんですが、これが深いお話で。
つまり、女性にとって、メイクすることというのは、自分で前向きに自分を変えて、運命に立ち向かおうとする姿である、と、このマンガは定義しているわけですね。もうほとんど、生きること=メイク=美しくなることである、と。
無敵な美容部員さんは、いいます。「キレイを怠けるのは犯罪なのです」
なるほど〜。
そして彼女は今日も、トラウマとコンプレックスに悩む女性たちの魂を救うのです。

化粧品というものには、もちろんいろいろと問題があります。
肌が不自然なものを受け付けない人もいるし、メイクするということに、不自然さや虚飾を感じる人もいるでしょう。
だから、すべての人にメイクするべきだ、とはわたしはいわないのですけれど、自分の経験からいって、このマンガは説得力ありました。

お化粧の勉強をしよう、お肌を手入れしよう、と、思い始めるまでは、わたしは自分の顔を見るのが嫌でした。写真も嫌いだった。
突き詰めると、前にも日記に書いたように、自分自身が嫌いで、そんな自分に向かい合うことが嫌だったのだろうと思います。
でもまああれこれあって、自分を愛せるように努力しよう、少し肩の力を抜こう、と、思えるようになってから。鏡を見るのが好きになりました。
っていうか、鏡見ないと、お手入れできませんしね(笑)。
そうして、ほんのわずかな期間のお手入れと勉強で、わたしの肌はずいぶんきれいになり、ファンデの色も昔使っていたものが合わなくなってしまいました。
昔は色黒かったのに、いまは資生堂のスケールでいうピンクオークル10です。
カウンターにいくと、美容部員さんが白いファンデを出してきます。

しかし、このマンガって、一種の職人ものみたいなジャンルになるんでしょうね。
少年マンガに多いあれです。
一流の料理人さんが、料理を作ることによって、崩壊しつつあった家庭を救ったり、一流のお医者さんが、ばばっと手術を行うことによって誰かを救ったり。一流の獣医さんが患畜を救うことによって、飼い主の抱えていた問題を救ったり(「獣医ドリトル」ですね)。
児童文学作家で、このジャンルは無理だろうか、と、一瞬考えましたが、料理シーンや手術シーンならともかく、毎回、童話執筆&その童話(話中話)のストーリーも考えるのかと思ったら、めんどうになって考えるのをやめちゃいました。


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chayka [HOMEPAGE]