| 2002年03月20日(水) |
喧嘩屋と例外と春の宵 |
ここ数日、日記が止まっていたのは、大切な用事のために、ちょいと東京は西新宿まで、旅行していたからです。
心配してくださった「日記愛読者」の方々、えーその、いきなり消えてしまって(そんなふうにみえたらしい。そういうメールもきた)申し訳ありませんでした。 ただ単に、旅行用のPCFIVAに、WEB日記の書き込みようのパスワードをいれてないから、旅行中は書き込めなかったというそれだけのことだったんですってば。 ……でもまあ、今回は、旅先で仕事しながら寝込んだりしてたので、日記を書く時間は、どのみちなかったかなあ? 寝込みつつ、大事なときは起きあがり、おいしいお寿司や、おうどんは、人のおごりで食した私♪ お友達の作家さんの打ち合わせにまで顔を出して、きれいな原画を見ちゃったり。 みなさま、その節はごちそうさまでした! 桐矢さん、Nさん、占い関係のマニアックなおしゃべり、楽しかったですね。あ、そうだ、Nさん、約束の香水、今日、送りましたから。 産経のT記者さま、小峰のIさん、おうどん、美味でした〜。 Meatianさん、やっぱり私には「レッスルマニア」は許し難いものが…。
で、旅が終わったあと、長崎空港まで弟一家が迎えにきてくれてたのですが、いろいろ車内で話すうちに、「お姉ちゃんってさ、日記だと一見優しくていい人ふうだけど、実は喧嘩ずきで性格わるいよねえ。そのへん、若干、訂正した方がいいよ」というので、風邪引きなのにわざわざ迎えに来てくれた、最愛の弟(笑)のいうことでもあるし、ここに訂正します。 (そうそう、桐矢さんにも、同じような主旨のことをいわれてたような…。「おほほ〜。chaykaさんって、実は、喧嘩好きですよねえ♪」って)。
chayka@村山早紀は、一見優しそうですが、喧嘩好きです。 売られた喧嘩は必ず買うまえに売ります。バーゲンセールです。 どうしてこんなにむこうっきが強いのかわかりません。
何日か前の日記に書いた、「蜘蛛の糸」の話ですが、あれも、「その蜘蛛の糸をよこすのだ」とつめよってくる人がいたら、絶対に渡しません。死んでも渡すか、って、亡者だからもう死んでるけど。
なんか、上から高圧的に来られると、反射的に噛むようです。注意。 間違ってることも許せません。そりゃいかんと吠えます。 弱いものいじめは悪魔の所業だ。糾弾されるべきだ。 決まりを守らない人はいけないから、注意しましょう、大人として。 人を傷つけるのは嫌だけれど、正当防衛はしょうがないよね。
そもそも、私自身に、人から好かれようという意識が欠如してるから、どうでもいい相手から嫌われても、痛くもかゆくもない、というのもあるみたいだなあ。 誰からも愛される人気者じゃなくてもいいんだもん。 自分が好きな人たちからだけ、好かれていれば。 読者の人が私に持っているきれいなイメージさえ(なるべく)壊さなければ。
喧嘩屋な性格で、いいたいこといってるのかもしれない。 それで、離れる人は離れていっても、しかたないかあって思ってるし。 でも、友だちは、いつだってたくさんいるよ。さびしくないよ。
だからたぶん、死ぬまでこのままでいくと思う。私の人付き合い。 弱いものに優しく、困っている人には手をさしのべて。少し離れたところから、友人知人を見守って。そうして、こっそりと知らない人たちのために、善いことをしておくの。 で、売られた喧嘩は買い、高圧的な物言いの人のいうことはきかず、偉い人に逆らって、結局自分で損をすると。<おい
でもやっぱり、こんな私にだって、世界にひとりだけは、嫌われたくない人がいるけどねえ。ほんとに、例外的に。 その人だけは、傷つけたくないという、例外の人が。 その人にだけは、ずっとそばにいてほしいという、ほんとのほんとに例外の人。 大切な、お友達。 でも、例外があると、今まで通り自由ではいられないので、ときどき心が痛んだりする。苦しくなることもある。
だけど。 ま、たまにはそんなのもいいかなあと思う、春の宵。 例外の存在はきっと、人生に深みなんてものを与えるんだろう。たぶんね。
東京の春の空は美しく、昼の空も夕方の空も、瑪瑙みたいに澄んだ色で。 てのひらの大きさに切り取って持って帰りたかった。飾り物として。 ずうっとそばにおいておくために。
#「日記愛読者」のみなさま、および、友人知人のみなさまへ あの…必要以上に怯えた内容のメールや手紙は送ってこないでください(笑)。 いろいろ落ち込んだとかなんだとか書きながら、こんなにして書いているうちは、これで発散しているので、大丈夫なんですけど…。 ほんとにやばくなったら、日記になんて何も書かなくなるって。
…あ? それで、みんな、日記が止まったからぎょっとしたわけかい。 しまった。
閑話休題。このごろなにかと占いづいているんですが、今日いきなり、約三十年前に買ったタロットカードが、本棚の隅からでてきたのにはびっくり。思わず占ってしまったら(こら、仕事はどうした?)、なかなかに良い結果がでて、ちょっと嬉しかったり♪
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