えーっと。 二十日〆切で、「家の光協会」の子ども雑誌、「ちゃぐりん」の童話の依頼を受けてます。そうです、JAといえば天下の農協様刊行の、大量に印刷されるらしいと噂の雑誌であります。 家が公務員だったもので、農村で育ったことのない私には、資料としていただいた「ちゃぐりん」はめずらしかったです。 一応ご存じでない方のためにちらっと内容を書いておくと、小学館の学習雑誌に、農協関係の漫画や読み物がほどよく配分されている感じです。 お料理からインターネット、無人島での生活の仕方(!)まで、なかなか楽しく、これが月に一度農協からとどいたら、楽しいだろうなという感じでした。
でまあ、私に依頼が来たのは、「童話のワンダーランド」という二千字の童話のコーナーなんですが…。 受けたときは、「二千字=五枚か、楽でいいかも☆」なんて思っていたのに、いざ何を書こうかとなると、五枚はけっこう難しい。 短すぎるんです。
人間得手不得手がありまして、私の得意は、150以上できれば250枚、あとは長ければ長いほどうれしい、というものなので、五枚はねえ、辛いかも(^^;)。
いや、暗い話なら書けると思うんです。 「道ばたに捨てられた子猫が、死んでいく話」とか、 「迷子になった自分を助けてくれた少年は、事故死した子どもだった」とか、 「謎の防空頭巾をかぶった少女は、学童疎開した少女の幻だった」とか。 こういうネタは、五枚くらいが書きやすいんです。ほどよく余韻が残るから。 でもなあ。先方から、電話で、「心躍る楽しい話でお願いします」というような主旨のことをいわれちゃったので…。 ちなみに、参考としていただいた6月号に載っていたお話は、手島先生のずばり、アフリカの幽霊少女のお話でした…。
あうう。 怪談はさけたい。 怪談は書きたくない。 ううう(涙)。
明るい怪談というてもあるけどなあ。 心躍る明るい怪談…。←そこはかとなく、いやかも。
そんなこんなで、いまちょっと頭痛胃痛が続いていて、鬱はいってます。
そういえば、「季節感も忘れずに」っていわれちゃってるんだなあ。 九月号。これから真夏が来るというのに、九月の気持ちにならないとにゃー。
実は一つ考えたんだけど、どう考えても枚数オーバーになる話があって、これはいずれ、どこかに売ってやろうと思っています。 日本で孤独に暮らしているおばあさんの魔女と、親切な狐の話。 (この設定だと、「日本に来た魔女」がなぜ来たかという設定だけで、原稿用紙二枚は使ってしまうのですな。最低十枚は必要なお話です)。
#ところで。 いま使っているこの貸し日記やさん「エンピツ」の今日の人気投票第一位(笑)の、日記がえらくおかしかったので、アドレスを書いておきます。笑ってください。
観音さんの日記
もちろん書いたのは私の知らない人。でもこういう楽しい日記なら、公開してくれても世のため人のためかもしれない(笑)。 おおっと! 私が読んだのは今日のぶんだけ。自動車学校の話だけです。ほかの日に何が書いてあるかは知らないよー。ちょっとスリリング?
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