日々の泡・あるいは魚の寝言

2001年02月15日(木) 山の上の友人のうちへ

今日は、長いおつきあいの友人の家へ、パソコンのセットアップのお手伝いに行きました。漫画家やってる友人が、ついに、HP作成に乗り出すことになり、そのためにバイオを購入したのであります。
友人はバイト先で、マックにはなれていたものの、ウインドウズはろくにさわったことがないので、新しいパソコン見たさもあって、私はお手伝いにいったのです。

バイオは、型番忘れたけど、ほらあの、初心者向け仕様の、デスクトップタイプの丸っこいディスプレイの、あれであります。それに、エプソンのプリンタとキャノンのスキャナをセットで買っていたのでした。15万円でそろったとか。
友人は、極力お金を使わない、というポリシーを持って暮らしている人物なので、15万円も投資するなんて、よっぽどのことなのです。
実は「HPを作成すると絶対仕事上有利だから」とたきつけたのは私だったりするので、そのへんの責任感も手伝って、今日はかなり緊張して彼女のうちに向かったのでした。

山の上の彼女の家は、繁華街とは三度くらいは温度が違う感じでした。
朝から雪が舞う寒い日に、暖房はこたつしかない彼女の部屋では、話すたびに息が白く凍ります。「これきてね」とさしだされたはんてんを身にまとい、私は…
なにをしたかというと、必要なものをチェックして、必要でないものを横にどけて、次になにをするか指図するだけだったりして(^^;)

でもこれは、考えてそうしたことだったんです。
パソコンを箱から出していろいろ接続して、電源いれて、登録して、ソフトをインストールして、って作業をやってあげるのは簡単だけど(ていうか私がやった方が早い)、それやると、彼女がパソコン怖くなって、さわれなくなっちゃうと思ったので、全部させたのでした。
それにほら、自分でやった方が感動するでしょう?
彼女は微妙にマックと扱いが違うとかで、たまに混乱したりしてましたが、なんとか作業をこなしてました。
結果的には、スキャナとプリンタを接続するところまでで、3時間くらいで終わったかな? ほんとはインターネットに接続するところまでつきあってあげたかったのですが、彼女がカードを持ってなかったので、オンラインサインアップはできませんでした。ちょっと残念。無料プロバイダをあてにしてたんですが、あれって、インターネットに接続できる環境じゃないとひょっとしなくてもサインアップできないんですね(^^;)。

途中で冷や汗が出たのは、スキャナのドライバをインストールしたあと、おまけのアプリケーションソフトをインストールさせてたら、途中で画面が真っ黒になってとまったときです。
あれは本当に、どうしようと思った。
自分のパソコンだったら、強制終了して、再起動して、もう一度インストールするな、と思ったんですが、私のパソコンじゃないし、ここは慎重に、友人にキャノンのお客様相談係に電話して問い合わせてもらいました。
電話通じるかな、と危惧していたのですが、友人の日頃の行いがよかったのか、一度で通じまして、係りのお姉さんの指示のまま、アプリケーションソフトのみを強制終了、そのあと残りを強制終了、で、セットアップが完了しました。

友人のバイオは、新製品でウインドウズMeが載ってるんですが、横で見ていてちょっとさわった感じだと、バイオもMeもすごく親切だなあと思いました。今回は使わなかったけど、ヘルプとかあっちこっちについているし(^^;)
ああ、私も最初はバイオが欲しかった…。
でも、起動はうちのe−oneの方が早いもーん♪<おいおい

友人のうちの古い机の上に、バイオ君は、まるで昔からあったもののように、なじんでいました。本体の青銀色のラインが、きらきらしてきれいでした。
けっこう、どきどきしたけど、なんか報われた一日でした。

あとはインターネットに接続と、HP作成だ!
がんばってね、まるさん♪


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