日々の泡・あるいは魚の寝言

2000年12月01日(金) 謎とあったかいモノ

講演会というか、某学園の中等部と高等部における、創立記念日での卒業生代表としてのお話は、なんとか無事終わりました。

…いや、無事といえるのだろうか?
十五分から二十分の持ち時間があったのに、十分くらいで、原稿を読み終わってしまったのは、わたしです(苦悩)。
生徒さんたちは早くお話が終わって、なんとなくうれしそうでしたが、わたしは時計を見て、青ざめてしまいました。

おかしいなあ。去年お話をした人たちの原稿の文字数を計算して、同じ文字数の原稿を書いていったのに、どうして、十分で終わってしまったんだろう???
ちゃんと余裕を持って、しゃべったのになあ。

でも、いいたかったことは、きっと学生さんたちに伝わったと思うので、よしとしましょう。長く話したって、どうせテーマは同じでした。
「どこかにあなたの友だちがいる。あなただけの仲間がいる。もし今あなたがさみしいとしても、その人たちと出会っていないだけなんだから、絶望をしてはいけない」ということ。
これは、本当に、今十代の子たちに、わたしが一番いいたいことなのです。

あれだけの時間しかお話をできなかったのに、謝礼をいただいてしまって、ちょっと心苦しかったのですが、その中のお金を少しだけ使って、ほしかったフェイクファーの襟巻きを買いました。
あったかいです。

あったかいといえば、講演会をきいた後輩の学生さんが、掲示板に来てくれたのも、心ほかほかのあったかい出来事でしたよv
ありがと。とりっきーさん♪ またぜひきてくださいね。


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