CORKSCREW Diaries(米国編)
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2005年06月16日(木) 手あかにまみれたセリフだけど大スキです。(77日目)


あれやこれや書くことがあったはずだと思ったんだけど、
またもや忘れてしまっている。
片道一時間の電車の時間はある時は睡眠時間であったり、
あるときは読書時間であったりするけれども、
結構いい思索の時間でもある。
大抵考えていたことは家に着く頃には忘れる。
パソコンの電源を入れた頃には忘れる。
忘れてしまったことを思いだして打ち込むことが出来たら、
さぞかし僕はいい文章家になれるかも知れないんだが。

図書館から借りたグインサーガも読んでしまったので、
(おかわりを借りに行かなきゃ)
本棚から「スプートニクの恋人」を引きずり出して読んでいる。
本当は「国境の南、太陽の西」でも良かったのだが、
なんとなくスプートニクな気分だったのだ。
カフカくんも文庫化されたから買わなきゃな。
生協で10%オフで本が買えなくなったのは痛いけれども。
グインは42巻まで読んだ。
アメリカに渡るまでに100巻まで読めるだろうか。

以前も書いたような気がするが、
村上春樹の小説はどれだけ舞台が異なっても、
主人公は同じだなあと改めて思う。
15歳だろうがレズビアンだろうがそれがどうしたと言う感じだ。
グインも面白いけど、この引き摺り込まれる感はやっぱり春樹だなあと思いながら、帰りの電車の中で貪るように読んでいる。


今日一日は平穏に過ぎた。
願わくば明日も平穏であることを。
そして僕が本当に書きたいことはこんなことじゃないんだ。



♪ハートバザール




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