CORKSCREW Diaries(米国編)
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2004年01月06日(火) 短い休みの間に見た束の間の夢


他人の料理に文句を付けるなら自分で作れよって思う。
いや、これ実体験に基づいた発言じゃないのだけれど。
幸いにして僕が作ったものは大抵の人が美味い美味いと言って食べてくれる。
それはそれでいいことだ。

ああっ、そんなことが書きたいんじゃなかった。
何が書きたかったのだろう。
いつも家路の途中で色々考えるのに家に帰った途端に忘れてしまうのは何故だろう。


それは想像力という感性が齢を重ねるに連れて欠落していくからか、
それともそれともやっぱり人生守りに入ってしまっているからか、
お堅い職業についてるくせにそんなこと言うなよって言われそうだけど、
僕は基本的に右を向けと高圧的に言われると不利を承知で左を向いてしまうヤン・ウェンリーみたいな人間なので(言い過ぎか)どうしても長いものに巻かれろって気分にだけはなれないのだ。

短い休みの間、束の間の夢、
釜山で僕が見たものはやっぱり何処に行っても変わらない現実だった。
あれこれ考えすぎるのは良くないなと思う。
少しは韓国人のケンチャナヨ精神を見習うべき。
亮佑はもともとそう言うタイプの人だったし、
僕は僕でそう言う人間が好きだ。
だから韓国という国に合っているのかも知れない。


束の間に見た夢は楽しかった。
彼らには彼らの生活があって僕に僕の生活が待ち受ける。





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