CORKSCREW Diaries(米国編)
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2004年01月05日(月) ジョゼと虎と魚たち


A HAPPY NEW YEAR!
今年初めての日記です。
釜山から帰ってきてから実は結構時間が経っていたりもします。
本題に入る前に書くことは・・・


海外で年を越すとあまり新年って感じがしないこと。
30日の忘年会の写真を見ているとあの楽しかった夜を思い出すこと。
そしてプリントアウトするには恥ずかしい写真があまりにも多いこと。
祖母が亡くなったから喪中だしいいやって年賀状を1枚も送らなかったら、
予想以上に年賀状を貰ってて、意外と人望あるんだなあって思ったこと(笑)
そして寒中見舞いを作るべく僕はプリンタで今年・・・じゃなかった昨年撮った写真をプリントアウトしてる。


本題に移ろう。
僕がこの映画を見ようと思ったのは、
くるりが音楽を担当していたからにほかならない訳であって、
そうでもなければ大して映画好きでも無い僕がこの映画を見ようなんてことはあり無かった。
主題歌のハイウェイはシンプルなメロディと歌詞が何とも言えずに心に沁みる名曲で、
エンディングに流れる(であろう)ことを想像するだけで、
映画館に足を運びたくなったのである。


くるりに興味なんて無い友人を誘って京都みなみ会館に向かった。
正月休みの映画館は、思った以上にお客さんが入っていた。
この前見た「アンダーワールド」よりよっぽど人がいた。
ぎりぎりに辿り着いたから1番後ろの方の席にこっそりと座った。
感想を書くとネタバレになりそうなのが怖いのであまり書かないが、
なんて言うか、すごく余韻の残る映画だった。
ジョゼの話し方が僕には移ってしまって、
その後1時間ぐらい抜けなかった。
映画の世界にここまでのめり込んでしまうのって、久しぶりだった。
映し出される風景は、何処か懐かしく、美しかった。
僕は何処までも主人公の恒夫に感情移入してしまい、
そしてどんどん綺麗になっていくジョゼを見て嬉しく思った。
愛し愛されることは人を美しくしていくのだなあと。
ハイウェイとともにエンドロールが流れても席を立つお客さんは誰一人いなかった。


そして休み最後の日に僕は熱を出して寝込んだ。
なんだか、遊び過ぎて疲れたのかも知れない。
と言うことで年賀状出したのに返信来ないという皆様、
もうしばらくお待ち下さい。




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