CORKSCREW Diaries(米国編)
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2002年01月08日(火) アンコールワット紀行序章 (3/6完結)


なんだかんだで今日と言う日はすぐにやって来た。
なんだか早かったなあ。準備万端、整えたような、整えなかったような・・・
でももう出発しちゃったら後は流れに任せるしかないもんね。なるようにしかならないし。

って感じで結局いつもの如く見切り発車になってしまったような気がする。う〜ん悪いクセだ。
でも今回の旅はなんせ一人旅だからね、気を付けないと。
前回のアイスランドとは違う。あんときは川上はんいたもんな〜。
迷っても相談できたりしたけど、今回は一人・・・
やっぱり不安と言えば不安。行く先もカンボジアだしね。
でも行くからには、楽しい旅にしたい。
ずっと行きたかったところだから、楽しみ半分、不安半分。
正月休明けなんかに行ってしまうのは、正直勿体無い気もするけれども、仕方が無いかな。

まあ出来るだけのことはしてやろう。
お気に入りのTシャツを持って。
やれるだけのことはやんないと、ね。
自分らしい旅を創りあげるために、ね。

自分らしい旅をすることで、
自分らしい生き方を見つけようと思う。
そのために、僕はまた旅に出るんだからさ。



今回の日程は、
関空→バンコク→シェムリアップと言う感じで飛行機を乗り継いでいく。
ちなみに、関空発は10時10分→集合時間は8時10分→京都発5時55分。
早すぎる、あまりにも早すぎる!!!
こんな早い時間では市バスも走ってないじゃないか。
いつも出発前は眠れないのにィ〜。例によって今回も前日は眠れなかったし〜。
MKタクシーに揺られて関空へ向かう。

まあしかし、今回は憧れのSQ(シンガポール航空)だもんね。
夢にまで見たSQ! スターアライアンスだからマイルも貯まると来たもんだ、えい!

空路バンコクまで、6時間。
長いようで案外それ程でも無い。
木曜出発ってこともあったのかなあ、結構飛行機は空いていた。
横になって眠ることに成功せり。
隣のAsianって感じの女の子が可愛かった。
話し掛けておけば良かったかな〜などと思う。(いつもそんなんばっかりやな〜)
しかしどうも僕はアジア的顔立ちに弱いらしい。
受付での愛想も全然違うしな〜。


SQはなかなか快適でありました。
スーパーマリオも久しぶりにやっちゃったり。
今でもそれなりに腕は鈍ってないもんだわ。
機内食は美味、かつボリューム満点! 
おまけにトランプだの葉書だの、SQグッズを山ほどもらっちゃったりして。
まあこんなにサービス満点なのは、空いてるってのもあったからかもね。
フライトアテンダントの親切さはタイ航空と変わりなし。
スチュワートは渋いです。重厚な感じ。
アジア系はなかなかイケてますよ。



そしてPG(バンコクエアウェイズ)に乗り換え
バンコクに着いたのは現地時間で14時。
シェムリアップ行きの飛行機の出発は18時。
待ち時間、4時間!
長えよ。長すぎる。
荷物はどうすンだ? 
荷物ピックアップするためには一旦出国しなきゃなんねえじゃん、この空港。
混乱。。。
PGのカウンター行ったら見事に閉まってるし。
このパターンは初めてだ。
違う航空会社乗り継ぎって難しい。
こういう時一人って辛い。孤独だわ。
結局informationで聞いたら、
「PGでチェックインするときにBaggage claimを渡したらスタッフが荷物を運んでくれる」とのこと。
う〜んなるほどそうかそうか、勉強になるわ。
と言うかチェックインしたくてもカウンターが開いてません。
当たり前か・・・普通2時間前からしか開かないよね。ぐすん。

と言うことで飛行機には無事に乗れそうだけど、
今度は待ち時間をどうするかが問題。
ここタイだからなあ〜、米ドル使ってお釣をタイバーツでもらっても仕方ねえし。
悩む・・・悩んだ末に僕が行ったところは、
インターネットサービスだった。
思わず日記を書いてしまう。
で、メールもチェック。
世界中の何処からでもメールが読んだり書けたりするなんて、
ホントに便利な世の中になったもんだ。
(ちなみに使用言語はアルファベットのみです)

そんでも待ち時間は長いわけです。
やっぱり旅に出たらサニーデイに限る。
ってんで、サニーデイ聴きながら待機。いい感じ♪
旅の日はいつもそんなものだろう。

で、搭乗口に向かいます。
あの忌まわしきテロ事件から4ヶ月が過ぎたものの、
厳戒体制は相変わらず、さすがにここは一国の首都バンコクだからねえ。
実はここでひっかかっちまった。
あんね、はさみをかばんの中に入れといたのよ。
ビザ用の写真を切り取るのに必要やねん。
入国の際いらん手間を増やしたくねえし。
が!・・・これで引っかかってしまったのよ。
ホントに小さなはさみで、殺傷能力なんてないねんけど〜。
ビザの写真を切るのに必要なんですけど〜って説明したけど、やっぱり駄目で、
結局機内に持ち込みは不許可となった。やれやれ。
シェムリアップで返してくれるみたいなんだけど、
実は・・・到着後、貰うのすっかり忘れてました。
で、日本へ帰る直前に思い出してシェムリアップ空港で返してもらった。意味無さすぎ。

待合室が開いたのはフライトの1時間前だった。
待ち時間長すぎて、もう退屈していたんだよもう、ってな感じですぐに入る。
カンボジアは申請書類が多い。それらを書いているうちにすぐに時間が経ってしまう。
ソフトドリンクももらえたし、なかなかサービスは良かったっす。

しかし・・・!!! 
「写真が無い場合は1ドル頂きます」なんて書いてある!
って言うことは、裏を返せば1ドル払ったら写真無しでもいいってことじゃん。
面倒なのをわざわざ写真取りに行ったのにもう〜。
地球の歩き方に是非載せていただきたいものだと思うわ。

それにしても日本人が多い。
あちこちで日本人が溢れてる。
客室乗務員も、受付のカウンターも日本人がいたし、
日本語はもう使えないなって期待?はすっかり裏切られたのであった。
隣のツアーは参加人数13人らしい。
当然の如くおっちゃんおばちゃんばかり。
ツアーにしなくて良かった〜。
想像しただけでげんなりする。
係員の人に、英語で話しかけたら、日本語で返事が返っていた。
虚しい。
ごめん、もうすでに何処の国の人か区別がつかなくなってんだって。



そして搭乗。
バンコクエアウェイズは、機体も新しく、乗り心地は良かったな〜。
さすがにバンコク-シェムリアップ間は観光客も多いドル箱路線だもんね。
プロペラ機が結構とまってて、ひょっとしたらプロペラ機で行くのか?
とちょっとわくわくしたものの、乗ってみたら普通の飛行機でした。
まあ、ちょっと小さ目だけどね、やっぱり。
1時間足らずの短いフライトであるものの、
いちお国際線ってことで、機内食も出ました。
う〜んだけどホントに軽食。
50分では片づけの時間とかも無いもんな〜。
考えただけで大変そう。

そんなこんなであっという間に到着〜。
それにしてもシェムリアップ空港、
国際空港とは名ばかりのもうめちゃめちゃ小さな空港でした。
免税店も売店も何も無い。
あると言う話だったタクシーチケット売り場も無い。
困った困った。
で、結局バイクタクシーで街まで行ったんだけど。
(詳しくはアンコールワット紀行3日目を参照とのこと)
それがまた、楽しかったんだわまた。
空は冬ってことで澄んでたし。
外も割合涼しかった(とは言え20度は越えていたのではないかと思う)

ホテルはバイヨンホテル。
オールドマーケットのすぐ近所だ。
値段は日本円で4600円。
立地条件で選んだんだけど、設備自体は古かった。
ま、いつも泊まるホテルの方がよほど設備は古いんだけどね。
風呂もトイレもあるホテルに泊まるのは久しぶりだ。(一体どういう旅してんねん)

やっぱりあの軽食じゃ足らなかったので、
フライドライスを頼んでビールを飲んだ。
アンコール・ビールは美味い。
暑いところで飲むビールは最高だ。
来て良かった。
って既にこの時点で思ってしまったのであった。
ダメダメ、まだ旅は始まったばかりなんだよね。
写真も実は、まだ一枚も取ってない。






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