あのときの私は - 2003年01月09日(木) いろいろと人の相談に乗ることが多い. たいして人と違う経験をしているわけでも,もちろん,人生経験が豊富なわけでも,ましてやカウンセラーでもないのに. ただし,相談にくる人は,たいていがその答えを自分の中で持っている. 私にしてほしいのは,同意だ. けれど,今のっている相談は一筋縄では行かない. それは,彼女の中でまだ答えを出せないでいるからだ. 過去に囚われて過去を振り返るばかりで まだ先を見れないでいる. それは,多分3年前の,私の姿だろう. それでも,当時の私は悲しみの中でも,「いつかは抜け出せる」と思っていた. 「時間が薬だ」 そう,周囲からいわれていたからかもしれない. だから,私は当時を思い出しながら,彼女の話を聞く. 相談内容はあのときの私と同じような話ではないのだけれど. あのときの私は,私の話を辛抱強く聞いてくれる友人がいた. 翌日,遅刻をしても(笑)真夜中の電話に付き合ってくれていた友人がいた. 何度も同じ話を繰り返す私に腹を立てることもなく ただ,頷いて. これから先の道を示してくれる友人がいた. 今の私は,あのときの友人のように上手くは立ち回れないのだけれど 当時の私を思い出しながら,話を聞く. あの時,私はどうしてほしかっただろうか? 抜け出せないと思った悲しみの中で,何を思い,探し,そして今まで来たのだろう 電話口で,ずっと泣いている彼女が心配だけれど 私に,どれだけのことができているだろうかわからないけれど 早く,いつもの彼女に戻れるように 「そんな時もあったよね」と一日も早く,言えるように祈るけれど. でも「がんばれ」は言わずにいるんだ -
|
|