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少しだけ - 2003年01月01日(水)

ここ数年、年末年始というのは私にとって鬼門になりつつある気がする。
原因は分かってるし、さすがにもう乗り越えなきゃ行けない時期にも来ているのだろうけれど。
「大晦日」という人間が作った時間の区切りに上手く乗り切れないまま、ずるずるとここ数年を過ごしているみたいだ。

以前、ある人に「悲しいことがあればゆっくりお風呂に入って、湯船につかるといい」という話を聞いた。
以前見ていたあるドラマで、失恋した女の子が同じ事をしていた。

本当は私もしたいのだけれど、現在実家に帰ってきているのでそれはかなり難しい。
いえ、一応風呂はあるんだけれど、風呂があるくせに銭湯好きな両親は何かあればすぐに銭湯へと行きたがる。車で10分くらいのところに温泉があるからかもしれない。というわけで、「初風呂」という名目で、その温泉へ行きました。

そこは普通の銭湯だけれど、湯は温泉ということで、結構利用客が多いのだけれど、さすがに元旦の朝はすいていた。
私は、露天風呂(といっても屋根がないだけで、景色なんかは見えない。住宅地のど真ん中にあるんだから当たり前だけれど・・・)に入ってボーッとしていた。

ボーッとしながら何を考えていたかと言うと、やっぱりあの子のことで、それでも多分昨日ほどは気分的に落ち込んでいないのは、「守り」に入ったあの子に少し落胆していたのだと思う。

あれだけ語っていた夢を「現実」にしようとすることもなく
あれだけ嫌っていた「現実」をおざなりに受け入れようとしている君に

夢を語る君に「もう少し現実を見れば」と思っていた私が落胆をするのはおかしな話だと思うけれど。
それでも、「夢」を語らなくなった君が、急に色褪せて見えたのは確かだった。

いえ、もちろん顔は好きだったのだけれど(笑)。

とても、勝手だと思う。
あの子の人生であって、私の人生じゃないのだから。
どんな夢を持とうと、それを諦めようと、それはあの子の自由なはずだ。
わかっているのに、それでも落胆してしまう私がいる。

本当は、あえて考えなくてもいい問題なんだと思う。
どこかで納得している私がいる。
どこかで終わりにしたがっている私がいる。

それでも、時間が空いた時に考えてしまうのは
きっと、あの子を好きだった時の記憶が、それを思い出さないようにしようとしている私へ反抗しているのかもしれない。

「大晦日」という時間の区切りに完全には乗り切れていないけれど
少しだけ、ほんの少しだけ上手く乗り切れたような気がする。

まだ、自信はないのだけれど。
そう、少しだけ。



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