火事場泥棒 - 2002年09月11日(水) 映画を見てきました。 「アフガニスタン戦場の旅」というドキュメンタリー映画です。 東京新聞の記者、吉岡逸男さんが、昨年アフガニスタンのカブールを訪れた時に、手持ちのデジカメでそこに来る各国のジャーナリストへ向けて「ジャーナリズムとは?」を問い掛けた作品です。 手ぶれはしているし、音声と周りの音が混ざって聞き取りにくいし、「映画」としては、おそらくかなり低レベルです。 けれど、そこには「ジャーナリスト」をそれを見ている私たちと同じ「人間」の目千二まで引き下げた吉岡さんの視点があります。 困っている人を取材して、報道して金儲けのネタにしている。 報道人は、火事場泥棒である それが、吉岡さんの視点です。 けれど、それを受け止めて、「それでもとりたい」「偽善だということはわかっているけれど、それでも報道する」という決断、それが必要なんだと、彼は言います。 そうかもしれません。 ジャーナリズム論を語るのは、難しいのですが,この映画は、素直に「ジャーナリズムとは?」を正面から捉えた作品でした。 私のベクトルは、やっぱりそっちへ向いているのだということが、確認できた気がします。 -
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