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懐かしい場面 - 2002年08月08日(木)

今回、ほとんどドラマを見ていないのですが、夕飯を食べ終わって、途中からドラマを見ました。
4人の女優が3話完結のオムニバスドラマ。
今は、常盤貴子が主演です。

だいたいのストーリーは、いつも会社の同僚からきかされるのでわかっているのですが、自分で見るのは初めてでした。

ドラマの中で、常盤貴子に、彼女の思い人である稲垣吾郎から電話がかかってくるシーンがありました。
それも、真夜中です。

眠っていた常盤貴子が電話に出て、「何時だと思ってるの」という。
これは、もちろんタテマエで、本音はかけてきてくれて嬉しいというのは傍目にもわかる。
稲垣吾郎が「じゃあ切るよ」というと、慌てて引き止める。

多分、これは恋愛をしている(それが片思いでも)人にはよくわかるシーンだ。
夜中にかかってくる電話。
それは、それだけでもうトクベツ。

普通、夜中になんて電話しない。よほど、親しい人ではない限り。
かけてくるということは、そう自分が相手から認識されているということ。
それだけでもう、嬉しい。

常盤貴子が言ったセリフがある。
「聞くよ?何時間でも」

私は、言ったことはないけれど、あの子から電話がかかってくると、何をしていても相手をしていた。
夜中の4時近くまでなることもあったけれど、それでも全然平気だった。
このときの、常盤貴子と同じ気持ちだったんだ。

いくらでもきいてあげる、というよりは、相手の声を聞いておきたい。何を話しているのか、何の話をするのか、そんなことはどうでもいい。
ただ、声がききたい。
本当に、それだけなんだ。

唐突に、相手が電話をきった後、嬉しそうに笑ってる常盤貴子を見て、懐かしい感覚を覚えた。
それはすぐに、寂しさに変わるのだけれど、それでも、声をきいていた、声がきけたという満足感。幸福感、といったほうがいいのかな。

懐かしい、場面だった。


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