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私を入れる器 - 2002年07月11日(木)

実家に、帰ってきました。
いとこにかばんを借りるために。

社会人になった1年目よりも、2年目。2年目よりも、3年目。
だんだんと、一日が早くなってきている気がします。

仕事に集中している、というよりは、仕事に集中できなくなってきている、と行った方がいいような気がします。

いつからだろう?
いつから、私は今の仕事に魅力を感じなくなったのだろう?

あれほど好きだった取材も。

今はもう、私にとっては他の仕事と同じ。

この感覚を、私は知っている。
突然、すべてが色褪せてしまうような感じ。
世界が、自分を締め出したような。自分と、外界の間に感じる、薄くて透明な幕。

「世界は、あなたを入れる器ではない」

そう言ったのは池澤夏樹だったろうか。



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