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たくさんの「ありがとう」 - 2002年03月11日(月)

東京最後の日です.
そして,私が今の雑誌でする最後の取材の日でもありました.

取材は昼からで,ホテルをチェックアウトしてからは,駅の近くのファーストフード店で時間をつぶしていました.
天気は快晴で,空は真っ青で,店の窓から見える大学の校舎はきれいで,そんな風景を見えいるうちに,気持ちは転機とは逆に沈んでいきました.「東京」へのコンプレックスのおかげでしょう.そして,それが原因で何人かの友達に愚痴めいたメールを送ってしまいました.

昼からの取材は,施設取材です.
急遽,お願いしたにも関わらず,快く,引き受けてくれたところです.
そして,取材は,最後を飾るにふさわしく,とても素敵な人たちに会うことができました.
婦長さんも,先生も,皆明るくて,行動がすばやくて,そして,すごくプロ意識のある人たちで.
本当に,本当に,この施設が最後でよかったな,と感動しました.
そして,私もこういう人になれればいいな,と,そう思えた人たちでした.

本当に,本当に,この施設でよかった.
最後に,こんな素敵な施設にこれて,本当に,よかった.

夜,部屋に帰ってからは,珍しい人から電話がありました.
かけてきた理由がはっきりわからなくて,それでも楽しくてしばらく話していました.
4月から,彼は東京に行きます.
「毎週帰ってくるわ」
などと,まるで2年前のあの子のようなことを言っていました(笑).

電話を切ってから,ふと気づきました.
昼間,彼にメールを送っていたことを.
少し,落ち込んでいたメールだったので,きっと彼はそれを心配して電話をかけてきてくれたのだということを.
言葉では,冷たくても,そういうところがとても優しい.
本当に,いい人です.しょっちゅうしょっちゅうあっていたわけではないけれど.
それでも,私にとっては会うと元気の出る人でした.
とても優しくて,恥ずかしがりやだから,それを態度では決して出しません.

ありがとう.

私は,いろいろな人に支えられています.
ブルーになっても,悲しくなっても,「大丈夫?」と声をかけてくれる人が,私にはいたのだということを,ついつい忘れてしまいがちですが.

「東京に行ってもがんばってね」
という私に,
「おまえもがんばれよ」
なんて,おおよそ,彼からそんな優しい言葉,いまだかつて聞いたこともないのに(笑).

ありがとう.
本当に.

私の最後の取材の日は,たくさんの「ありがとう」で終わりました.









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