天空の城・・・

■目次
■最新
■過去
■未来

□石けんのお部屋
□郵便ポスト
□My登録
2001年07月28日(土)
地獄の沙汰も煙草次第?!

遠征の帰り道、
新幹線の車内で雨の音を聞いたような気がした。
案の定、○古屋でNちゃんと別れた後、窓の外は大雨。
「やっぱ雨か?(笑)お疲れさま♪気をつけてな!」
そうメールしたんだけれど、
「雨は降ってないよ(笑)」
だって。
どう考えても外は雨。(・_・?)ハテ・・・

30秒後・・・Nちゃんから届いたメール。
「メール送り終わって外見たら降ってた・・・」

まあね・・・どんくさい集団だからね、あんたら・・・ ←複数形





   −−−−−






帰省翌日・・・(=本日)
長男の長男として、爺ちゃん家を訪問することになった。

そう、例の噛みついたお爺ちゃんです。


以前、自転車で車に激突したことがあり(汗)
今も治療の日々。
その様子伺いも兼ねて、遊びに行ってきました。


 ・・・ん?小遣い稼ぎじゃナイって(滝汗)





さて。
今日はどんな話をしたかというと・・・














今日は・・・



















今日も・・・(汗)























 お題は戦時中(爆)



事故の検査に関連して、MRIの話してたのになぁ・・・
いつの間に?(汗)





と言うわけで、
今日は瀕死の爺ちゃんが、何とか無事生還した話でも。

まぁ、この時帰って来られなくても、
石けんは産まれることができるんですがね(笑)
←オヤジは既に存在







終戦直後のこと。
主に南方に派遣されていた爺ちゃん、←それがらっき〜だったか?(汗)
どうやら機転は利く兄ちゃん(当時)だったらしい。

その時の所属部隊のお偉いさん、大の煙草好き。
一方爺ちゃんは、かなり下っ端。



 昇進するたびに上官とケンカして、降格されてたらしいからね(汗)




このお偉いさんに、爺ちゃんが献上つかまつった言葉は・・・

















 巻煙草なら、一缶調達できますぜ?


 ん?
 一缶って一斗缶だぞ?小さい缶じゃないぞ?



 へいへい、もちろんです。





残して置いても、どうせ敵に奪われてしまう物資。
有効に自分達で利用しなくてはイケナイ。



 んじゃ、運転手を1人、拝借できますか?


そう言ってどこかに消えた爺ちゃん、
どこから調達したのか、一斗缶丸々の煙草を仕入れてきた。












 でかした!
 よし、お前は今日から一番優秀な軍医を付けてやる!
 ちゃんと生かして、帰らせてやるからな!






しょせん軍隊もこんなモノらしい。

折しも体調が優れなかった爺ちゃん、
この日より勝ち取ったモノは・・・




 軍医直々の診察


そして、


 将校級のちょっとだけ良い食事







それで爺ちゃんは順調に・・・

























 回復するわけナイ・・・(汗)



当時感染していた爺ちゃんの病は・・・





















 マラリア?日本脳炎?腸チフス?破傷風?
 赤痢?黄熱?ペスト?コレラ? 
←何度言われても覚えきれない(爆)



ともかく、
デカイ病に5重感染してるらしく、生きているのは不思議なくらい。

そりゃ、終戦時。
満足な薬もなく・・・

















薬もなく・・・




















薬はないの?

























 あるところにはあるんです(汗)




残して置いても、どうせ敵に奪われてしまう物資。
有効に自分達で利用しなくてはイケナイ(再)



煙草の件で(汗)
隊の主治医がベタ付き待遇に昇格した爺ちゃん、




















 にっくき敵に薬を盗られてなるモノかと
 余った注射打たれまくり・・・























 その数、半年で1000本余り??







なんちゃらの注射は、5日打ったら3日休み。
なんちゃらの注射は、1日おき。


そんなこんなで、できる限り最大限の注射を施し・・・






 1日1本っ♪ 3日で3本っ♪ ←もっと多いんだって(汗)






半年=30日×6ヶ月=180日、そんな薬漬けの日々を経て・・・(汗)























現在90歳寸前で、
若い消防士に噛みつく爺ちゃん(苦笑)
たまに押して下さると元気出します。↑


石けんの泡踊り