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2007年08月27日(月) その人を大事に思う人のことを考えると・・

なんか人の死が受け入れられない。


私が22年の人生で向き合った死は2つだけ。
祖母と今日の救命救急のPtのみ。
心マして薬入れて心マして・・死亡時刻聞いて、目礼して。
体から管をはずしたり清めたり服を着せたり。
そういうのも見てるんだけど
あまりにもPtの顔が安らかで
あまりにもPtが若くて
何か本当に寝てるだけなんじゃないかな。
ちょっと乱暴にゆすったら、煩そうに腕を上げるんじゃないかなって、思えて仕方がなかった。


心マの動きにしか反応しないバイタルの波形を見て
死んじゃダメだよ。頑張れ。って思ってたせいか
身につけていた衣服とか、遺品とか、血の着いたシーツとか
そういうのみて、やっとなんか「本当に亡くなったの・・」っていう感じ。


大事な人がこんな眠るように逝ったら
私、ぜったい受け入れられないと思う。。



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自分の存在が許せなかった時期に
本当に何が何かもわからないくらいミンチになって死にたいとか。
悔いはあるけど、幸せの絶頂のいまなら死んでもいいとか、思ってたことがあった。
でも絶対いつか死ぬし、それが明日かもしれないし、
悔いがあってもなくても、辛くてもしんどくても、生きてなきゃダメだって思った。
自分が若いうちに死んで、使える臓器や眼や、そういうものを全部必要な人にあげたほうが
よっぽど自分は誰かの役に立って、価値があるんじゃないかな。とか思ったこともあったけど
誰にも必要とされなくても、役に立たなくても、生きてこうして日常の生活をしてることが大事なんだと思った。





生きるってすごい。










凪 |MAILHomePage

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